Q.お葬式の会食(精進落とし)について教えて!

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A.火葬や葬儀の後に振舞われる食事じゃ!

お葬式での会食「精進落とし」は
どんなものかについて解説していくぞ!
「通夜ぶるまい」との違いもチェックじゃ!

精進落としとは

お葬式の時に振舞われる食事じゃ。
お斎(とき)やお清めということもある。
本来は四十九日の忌明けと共に振舞うものじゃったが、
時代の移り変わりで初七日法要の後に振舞われるようになった。
さらに最近は初七日法要を火葬や葬儀の後に行うことが多くなったため、
精進落としも火葬や葬儀後に振舞われているのじゃ。

どんな料理を食べるの?

四十九日の忌明けに精進料理から通常の料理へ
切り替える意味合いを持っていたため、
精進料理ではなく通常の会席のお膳などが一般的じゃ。


精進落としの流れ

1. 喪主の挨拶
2. 喪主か、喪主に指名された代表者が献杯の音頭をとる
3. 遺族は会葬者にお酌をしながらお礼を述べて回る
4. 一時間ほどをめどに、喪主があいさつをしてお開きとなる

席順

僧侶がもっとも上座の位置に座るぞ。
僧侶の次は仕事関係の参席者や友人、知人など。
喪主と親族は末席に座るのじゃ。


精進落としと通夜ぶるまい

精進落としと似ているものとして「通夜ぶるまい」というものがある。
こちらは通夜の後に弔問客に振舞われる食事じゃ。
葬儀と違いお通夜は弔問客の具体的な人数がわからないため、
大皿の料理や持ち帰りできるものなど、
人数の変化にも対応できる形だと都合がよいぞ。


ただの食事会ではないぞ!

盛り上がってしまって普段の飲み会のようになってしまわないよう注意じゃ!
あくまでもこれは故人を偲ぶための席。
話題は故人の思い出話を中心に、和やかな会にしよう。
故人を偲ぶことはもちろん、遺族は参列者への感謝、
参列者は遺族への気遣いを忘れんようにのぅ!



A.仏様の弟子になってないことを表しておる!