子ども連れで葬儀や法要に参列しても大丈夫?気をつけたいマナーと準備
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「子ども連れでの参列や気をつけたいマナー」についてご紹介します。
「子どもを連れて葬儀に行ってもいいのだろうか?」「静かにできるか心配…」
そんなお悩みをお持ちの親御さんは多いのではないでしょうか。
近年は家族葬が増え、子どもが参列する機会も少なくありません。この記事では、子ども連れで葬儀や法要に参列する際に気をつけたいマナーや気配りのポイントを、年齢別にわかりやすくご紹介します。
1. 参列するか迷ったときは、どう判断する?
まずは、故人との関係や葬儀の形式を考慮しましょう。
・ 親族として近しい関係であれば、子どもと一緒に参列して問題ありません。
・ 友人や会社関係などであれば、施主側に確認の連絡を入れるのが丁寧です。
・ 会場の広さや参列者数、葬儀の雰囲気も考慮して判断を。
「子どもを連れて行っても差し支えないでしょうか」と一言添えて聞けば、相手にも配慮が伝わります。
2. 子どもの服装はどうすればいい?
子どもの服装も、大人と同じように地味で清潔感のある服が基本です。
・ 黒・紺・グレーなど落ち着いた色のワンピースやシャツ、制服でもOK。
・ 靴や靴下もキャラクターものや派手な色は避け、黒や白などで揃えるのが無難です。
・ 乳幼児にはフォーマルにこだわらずTPOをわきまえた服装で問題ありません。
3. あると安心!持ち物リストと気配りポイント
特に幼い子どもを連れて行く場合は、静かに過ごせる工夫が必要です。
【持ち物リスト】
・ 音の出ないおもちゃ、ぬいぐるみ、シール絵本など
・ 飲み物やおやつ(必要な場合)
・ ハンカチ・ティッシュ・ゴミ袋
・ 抱っこひもやベビーカー(退出時用)
【親の気配りポイント】
・ 会場に早めに着き、出入り口近くの席を選ぶと退出がスムーズ
・ 騒ぎ始めたら無理せず外へ出る
・ スマホの電源は完全オフに
4. 年齢別|子どもへの声かけと対応
・ 0〜2歳: 無理に参列せず、状況に応じて預けるのもOK。ぐずったら早めに退席を。
・ 3〜6歳: 「今日は静かにしようね」と事前に説明すると◎。一緒に手を合わせる体験を。
・ 小学生以上: 葬儀の意味を伝えることで、しっかりとした態度で参列できる子が多いです。
5. どうしても不安なときは無理しない選択も
どうしても不安な場合や体調に不安がある場合は、無理に参列する必要はありません。
・ 実家などに預ける
・ 家で静かに手を合わせる
・ 後日、お墓参りや供花を通じて「気持ち」を伝える
まとめ|子どもに伝える“命の大切さ”の第一歩
子どもを連れての参列は「迷惑では?」と心配になるかもしれませんが、配慮と準備さえあれば問題ありません。
葬儀や法要は、命の大切さや人を想う気持ちを子どもに伝える貴重な機会でもあります。親としての思いやりを持って行動すれば、周囲の方も理解してくださるはずです。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。