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お盆の灯りに願いをこめて|迎え火と送り火の基本ガイド

2025年07月31日
葬儀・葬式のマナー

皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「お盆の迎え火・送り火の意味や正しいやり方・準備のポイント」についてご紹介します。

毎年夏に訪れるお盆。ご先祖様をお迎えし、供養する大切な期間ですが、なかでも「迎え火」と「送り火」は日本ならではの美しい風習です。

迎え火・送り火の意味や由来、正しいやり方、そして現代の住宅事情に合わせた工夫まで、わかりやすくご紹介します。

 

1. お盆とは?日本の心を伝える伝統行事

お盆(盂蘭盆会)は、ご先祖様の霊が一年に一度この世に戻ってくるとされる時期で、多くの家庭で供養や法要が行われます。

地域によって7月(新盆)と8月(旧盆)に分かれますが、全国的には8月13日~16日に行われるのが一般的です。

お盆の期間中、私たちはご先祖様を迎え、感謝の気持ちを込めて過ごします。

 

2. 迎え火・送り火の意味とは?

【迎え火(むかえび)】

お盆の初日(8月13日頃)に焚く火で、ご先祖様が迷わず家に帰ってこられるよう道しるべの役割を果たします。

【送り火(おくりび)】

お盆の最終日(8月16日頃)に焚き、ご先祖様をあの世へと見送るための火です。感謝と別れの気持ちを込めて行います。

この火は「浄火(じょうか)」とされ、悪霊や災いを払う意味合いもあります。精霊馬(しょうりょううま)や提灯とあわせて、幻想的な光景を作り出します。

 

3. 迎え火・送り火の正しいやり方と準備

【用意するもの】

・ おがら(皮を剥いだ麻の茎)

・ 焙烙(ほうろく:素焼きの皿)や金属製の器

・ マッチやライター

・ 線香やロウソク

※ホームセンターや仏具店、スーパーの季節コーナーでも揃います

【迎え火の手順(8月13日)】

1. 家の玄関や門口に器を置き、おがらを並べます。

2. 日が暮れる頃に火を灯し、ご先祖様を迎える気持ちで手を合わせます。

3. 火が消えたら安全に処理します(自然に消えるのを待つか、水で消火)。

【送り火の手順(8月16日)】

1. 迎え火と同様に、おがらを準備して同じ場所に置きます。

2. ご先祖様が迷わず帰れるように、静かに火を灯してお見送りします。

3. 合掌し、感謝の気持ちを伝えましょう。

 

4. 現代住宅での工夫ポイント

マンションや集合住宅では、実際の火を使うのが難しいケースもあります。そうした場合は以下の方法で代用できます。

・ LEDの盆提灯を玄関や窓辺に飾る

・ 精霊馬を室内に設けてお迎えする

・ 線香のみで供養を行う

・ ベランダに小型の提灯や灯りを置く(管理規約要確認)

 

5. よくある質問(Q&A)

Q:迎え火や送り火は何時に行えばよい?

A:夕方〜日没後の涼しい時間帯が一般的です。

Q:精霊馬は必要?

A:必須ではありませんが、ご先祖様が帰ってくる乗り物として象徴的な意味があります。

Q:火が使えない場合はどうすれば?

A:LEDライトや電池式提灯で代用しても問題ありません。

 

まとめ|火に込める「感謝」と「祈り」の心

迎え火・送り火は単なる形式ではなく、ご先祖様と心を通わせる美しい儀式です。

大切なのは、形式よりも「気持ち」。無理のない範囲で、ご家族と共に静かに過ごすひとときを持ってみてはいかがでしょうか。

 

また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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