冬の葬儀の服装マナー:寒さ対策をしながら礼儀を守るためのポイント
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「冬の葬儀における適切な服装とその注意点」についてご紹介します。
葬儀は故人を偲ぶ大切な場であり、遺族や他の参列者に対しても慎み深い態度を求められます。特に冬の葬儀では、寒さ対策を考えながらも礼儀に反しない服装が必要です。寒さをしっかりと防ぎつつ、フォーマルで落ち着いた印象を与える服装を心がけましょう。
◆喪服の選び方
⚫︎男性の場合
冬でも喪服は基本的に黒いスーツを着用します。寒い時期には、スーツの下に長袖のシャツを着ることはもちろん、上にシンプルで落ち着いたデザインのコートを羽織ります。ダウンジャケットや派手な色のコートは避け、黒やダークカラーのウールコートやロングコートを選びましょう。寒さをしっかり防ぎつつ、葬儀の場にふさわしい装いを心がけることが大切です。
⚫︎女性の場合
女性も喪服は黒いワンピースやスーツ、スカート+ブラウスの組み合わせが一般的です。寒さが気になる場合、黒いストールやショールを肩にかけたり、厚手のカーディガンを重ねて温かさを確保することができます。また、黒いタイツやストッキングを履くことが多いので、足元もしっかりと防寒しましょう。デザインが派手すぎず、落ち着いた印象を与えるものを選ぶことが大切です。
◆コートやアウター
コートはシンプルで落ち着いた色(黒やダークカラー)が理想です。膝下までのロングコートがフォーマルで、冬の葬儀にふさわしいアイテムです。インナーにカーディガンやセーターを重ねることも可能ですが、目立たないシンプルなものを選び、全体の印象を引き締めましょう。
◆靴
葬儀における靴も、黒の革靴が基本です。男性は黒い革靴を選び、女性は黒いパンプスが一般的ですが、冬の寒さや雪が予想される場合には、黒いブーツを選ぶことも問題ありません。ただし、ブーツのデザインは控えめでシンプルなものを選び、全体の服装が引き立つように心がけましょう。
◆ 手袋やマフラー
冬の葬儀では、手袋やマフラーを着用する場合もあります。これらもシンプルなデザインで、黒やダークカラーを選ぶようにしましょう。装飾が多すぎるものや派手な色合いのものは避け、できるだけシンプルで落ち着いた印象を与えることが大切です。
◆ その他の注意点
冬場の葬儀では、寒さ対策が重要ですが、暖かさを重視するあまり、カジュアルすぎたり派手になったりしないように注意しましょう。また、香水や強い香りの化粧品は控えめにし、あくまで落ち着いた身だしなみを心がけることが大切です。
葬儀は故人を偲び、遺族や参列者に対する敬意を示す場です。冬の葬儀では、寒さ対策をしっかりと考えながらも、フォーマルで控えめな服装を心がけることが求められます。喪服の選び方からコートや靴、アクセサリーに至るまで、全体の印象が落ち着いたものとなるよう配慮しましょう。寒さを防ぎつつ、故人に敬意を表し、適切な服装で葬儀に臨んでください。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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