葬儀・葬式のマナー「喪主・遺族の服装のマナー」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「喪主・遺族の服装のマナー」について解説します。
喪主・遺族の服装のマナーは?
参列者よりも正式な服装になるようにします。
喪服には、格式の高い順に「正喪服」「準喪服」「略礼服」という3つの種類があります。
一般参列者は準喪服や略礼服を着用することが多いので、喪主や遺族は正喪服を着ておいたほうが無難です。
男性の場合
洋装なら昼はモーニングコート、夜の通夜はブラックスーツを着用します。
ネクタイは黒で、ネクタイピンはつけません。
靴は光沢のないシンプルな黒色のものを選びます。靴下も黒です。
喪主の方でも、モーニングコートを持っていない場合はブラックスーツを着用することもあります。
そのときは、ほかの遺族や世話役もそれに合わせてブラックスーツを着用してもらいましょう。
和装の場合は、黒羽二重の染め抜き五つ紋の着物と羽織、袴を着用します。
袴は仙台平もしくは博多平のものを選びましょう。
帯は地味な色の角帯で、足袋は白か黒が正式です。
草履は、鼻緒が黒のものを選ぶといいでしょう。
女性の場合
喪主や世話役は和装の場合が多いです。
帯は袋帯で、黒無地もしくは黒の紋織を締めます。帯留めは付けません。
半襟や足袋は白、そのほかの小物はすべて黒にします。
草履は光沢のない黒いものを選びましょう。
洋装の場合は、黒無地のアンサンブルやスーツ、ワンピースになります。
生地は黒で光沢がないものを選びます。
夏であっても上着を着るのがマナーです。
透け感のある黒のストッキングに、靴は黒いパンプスを履きます。
パンプスは光沢が無くヒールが高すぎない、シンプルなものを選びましょう。
アクセサリーについては、結婚指輪以外はつけないのが正式なマナーとなっています。
男女ともに、弔事では光るものは避けるのがマナーです。
洋装の場合は真珠(白か黒、あるいはグレーの色)やブラックオニキスなどの一連ネックレス、一粒タイプの真珠のイヤリングまたはピアスはつけても良いとされています。
喪服のマナーを押さえておきましょう
喪主をはじめ、ご遺族の喪服は参列者よりも正式な服装になります。
故人を送るのにふさわしい服装を心がけ、喪に服す気持ちを表わしましょう。
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