葬儀・葬式のマナー「喪主の挨拶」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「喪主の挨拶」について解説します。
喪主の挨拶はどのようにすれば良いでしょうか?
挨拶するタイミングや例文、注意点をご紹介します。
葬儀の様々な場面で必要な、喪主の挨拶。
挨拶はどのようなタイミングで必要なのか、また場面ごとに話すべき内容をご紹介します。
挨拶するタイミング
挨拶は以下の場面で行います。
1. お通夜終了
2. 通夜振る舞い
3. 告別式終了・出棺
4. 精進落とし
それぞれの場面での例文を見ていきましょう。
お通夜終了時
本日はお忙しい中、亡き○○の通夜にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
故人が生前たまわりましたご厚誼に心より感謝申し上げます。
皆様に見守られて、○○もきっと喜んでいることと思います。
明日の告別式は△△時より◇◇で執り行う予定ですので、よろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。
通夜振る舞い
・始まりの挨拶
本日はお忙しい中お集まり頂きまして、誠にありがとうございます。
ささやかながら食事のご用意をいたしましたので、故人を偲ぶお話などお聞かせいただければと思います。
・お開きの挨拶
皆様、本日は誠にありがとうごさいました。
お陰様で、滞りなく通夜を終えさせていただくことができました。
後は家族で守ります。
夜も更けてまいりましたので、みなさまどうぞご自由にお引き取りくださいませ。
告別式終了・出棺時
遺族を代表いたしまして、皆さまに一言ご挨拶申し上げます。
私は故人の長男の○○でございます。
本日はご多用にも関わらず、亡き○○の葬儀にご会葬くださいまして、誠にありがとうございます。お陰様で、葬儀・告別式を滞りなく執り行うことができました。
故人も皆さまに深く感謝していることと存じます。
《故人とのエピソードなど》
故人の生前と同様に、どうか今後も皆様のお力添えをいただければ幸いに存じます。
本日は誠にありがとうございました。
精進落とし
・始まりの挨拶
皆様、本日は誠にありがとうございました。
皆様のお力添えにより、葬儀・告別式を無事終えることができました。
ささやかではございますが、精進落としの膳を用意しましたので、お時間の許す限りおくつろぎください。
・お開きの挨拶
まだまだごゆっくりしていただきたいところですが、そろそろお時間となりましたので
この辺りでお開きにさせていただきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
《法要の日時などが決まっていれば案内します》
挨拶で避ける言葉
以下のような「忌み言葉」(葬儀などの場で好まれない言葉)には注意しましょう。
・「消える」「大変」などの不吉な言葉
・「重ね重ね」「ますます」などの重ね言葉
・「再び」「追って」など不幸の連続を想起させる言葉
感謝の気持ちを伝えましょう
挨拶する時は、紙を見ながらでも構いません。
大切なのは「感謝の気持ちを伝えること」です。
会葬と生前お世話になった御礼を、参列してくださった方へ伝えましょう。
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