葬儀・葬式のマナー「葬儀の種類」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「葬儀の種類」について解説します。
葬儀にはどんな種類がありますか?
場所や参列者の規模などによって様々な形があります。今回はホール葬、自宅葬、家族葬、社葬についてご紹介します。
昔は自宅で執り行う葬儀が主流でしたが、近年は葬儀の形も多様化しています。
ホール葬
葬儀社などのホールで執り行う葬儀です。
設備が整っていて、準備や片付けも少なく済みます。
また、駐車場がホールに併設されているので、駐車場の確保の心配もありません。
自宅葬
自宅で執り行う葬儀で、住み慣れた家で最期のお別れができます。
時間に左右されず、会館使用料がかからないこともメリットです。
自宅葬を考えている場合は、ご自宅が棺の出入りが出来る構造かどうか確認しておきましょう。
また、参列者に応じたスペースや駐車場の確保、片付けや近所の方への配慮が必要です。
葬儀社に自宅葬を依頼すると、祭壇飾りや葬儀の進行などのサポートがありますので
ご自身で準備するよりも負担が軽減できます。
家族葬
家族や親戚、故人と親しかった方などで送る葬儀です。
通常の葬儀と違うのは規模の大きさで、会葬者の人数が少ないのが特徴です。
通夜も葬儀・告別式もあり、内容としては一般的な葬儀と大きな違いはありません。
弔問客への対応が無い分簡略化され、遺族の負担を減らすことができます。
ただし、参列できなかった人たちと後々トラブルにならないように
親族には事前に相談しておきましょう。
また、家族葬をした後で訃報を知った方が自宅へ弔問に訪れることがあるので、
その際は香典返しなどの対応をする必要があります。
葬儀に参列できなかった人には家族のみで葬儀を終えたことを報告し、
弔問を辞退する場合はそのことも併せて伝えましょう。
社葬
会社の社長や会長などが亡くなった時や、社員が殉職した時などに行われる葬儀です。
企業が主体となると規模が大きく準備も必要なので、
まずはご遺族で葬儀をして1~2ヶ月後に本葬として社葬を営むことが一般的です。
また、社葬の喪主(主催者)はご遺族の代表者、施主(金銭面での代表者)は企業となります。
社葬をする意義としては、故人のご冥福を祈るだけでなく、
故人が企業に遺した業績や、企業の今後の体制が磐石なことを伝えられる点などがあります。
納得のいく葬儀を選びましょう
葬儀の種類は多様化しており、様々な形が選べます。
故人や家族の希望・状況を照らし合わせて、
自分たちに合う葬儀はどういったものか検討してみてください。
ご自身の葬儀でしてほしいこと、遺族としてやってあげたいことなど、
家族で一度話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。
仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。