葬儀・葬式のマナー「亡くなった場所によって手続きは変わる?病院・自宅の違い」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「病院・自宅で亡くなった時の手続きの違い」について解説します。
Q. 亡くなった場所によってその後の手続きの流れは変わりますか?
A. 病院と、自宅療養中・自宅で急死された場合などで違いがあります。
●病院で亡くなられた場合
病院で亡くなられた場合、死因が明確なのですぐに医師に「死亡診断書」を書いてもらいます。
その後病室から霊安室に安置され、そこから自宅や葬祭場の安置所などへ搬送されます。
●自宅で亡くなられた場合
【自宅療養中の場合】
自宅療養中のケースでは、医師が立ち会って亡くなられた場合はすぐに「死亡診断書」を書いてもらいます。
医師がそばにいなかった場合は、すぐにかかりつけ医に来ていただき死亡診断書を書いてもらいます。
死亡診断書を書いてもらうまでは、ご遺体を動かしてはいけません。
その後、葬儀社を決めて連絡し、お通夜や葬儀に向けて手続きを進めます。
【自宅で急死された場合など】
亡くなっているかどうか判断することが難しいときには救急車を呼びます。
亡くなっていない場合は救急搬送されますが、亡くなっていた場合は警察が現場検証を行うために自宅に来ます。
そして警察医が立会い「死体検案書」が書かれます。
「死体検案書」は「死亡診断書」と同じ役割を果たします。
明らかに亡くなっていると家族の方が判断できる場合は、かかりつけ医または警察に連絡します。
かかりつけ医を呼んだ場合も、生前に診療していた傷病に関連せず亡くなられていたら医師は警察に連絡します。
そして現場検証の後「死体検案書」を受け取ります。
死体検案書を受け取ったら、葬儀社を決めて連絡し通夜や葬儀までの手続きを進めます。
●亡くなられた時の注意点
死亡診断書や死体検案書の発行が済むまでは遺体を動かしてはいけません。
ご自宅で亡くなられた場合、現場検証に差し障りがあります。
亡くなられた場所などによっては動かしてあげたくなるかもしれませんが、注意しましょう。
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