葬儀・葬式のマナー「親の終活、何から始める?話し合うコツや葬儀の事前準備」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「親の終活、何から始める?話し合うコツや葬儀の事前準備」について解説します。
Q. 親に終活をすすめたいのですが、何から始めればいいですか?
A. まずは前向きに捉えてもらえるように話してみましょう
終活とは、人生をよりよく生き、後悔のない最期を迎えるための活動です。
親にもしものことがあった時、親の身の周りを整理して希望を確認しておけば
子どもの負担も軽減できますし、何よりご両親がよりよい人生を送る手助けにもなるのではないでしょうか。
●終活を切り出すコツ
親に対して終活の話題を切り出すのはなかなか勇気のいることかもしれません。
不快な思いをさせないような切り出し方のコツをいくつかご紹介します。
・法事のタイミング
親族が集まる法事は、家族の今後を考えるきっかけになります。
親族間で今後のことを話し合っておくとよいでしょう。
・自分も終活を
まずは自分が終活をしてみるのも一つの方法です。
若いうちから始めてもデメリットはありませんし、終活をする人の気持ちを理解できるようになります。
自分の終活を進めた上で「自分はこう考えるけど、どう思う?」「自分もエンディングノートを書くから、一緒にやってみない?」と話を振ってみましょう。
・テレビをきっかけに
テレビの終活特集を見ながら話し合ってみましょう。
有名人が亡くなったのをきっかけに、「急に亡くなったら大変だろうね」など切り出すのも良いかもしれません。
●終活でやること
終活でやることは、大まかに言うと次の4つがあります。
エンディングノートに記載するなどしておけば安心です。
・情報の整理
医療情報…病歴、かかりつけ医
資産情報…不動産、預貯金、保険、借金
支えてくれている人…友人や近所の人、ケアマネや事業所
・介護、終末医療、葬儀、お墓についての希望を固める
本人の希望さえ分かっていれば、家族がスムーズに手配を進められます。
とくに介護、葬儀、お墓については、プランを練るのと同時に見積もりを算出し、お金を準備しておくことが重要です。
ご葬儀やお墓でお知りになりたいことがあれば相賀佛光堂でもご相談を承っております。
ご希望に寄り添いご葬儀・お墓をご提案させていただきますので、お気軽にお尋ねください。
・不用品の整理
誰もいなくなった家を片付けるのは、とても大変です。
役目を終えたものは、少しずつ処分していくようにしましょう。
・相続についての準備
できれば行政書士等の専門家に相談し、正式な遺言書を作成しましょう。
●お互いに後悔のないように
自分の親の終活はなかなか切り出しにくい話題かもしれません。
しかし、もしもの時お互いに後悔のないようにするためにも、今から準備しておけると良いですね。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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