メールですませない、弔電について送り方、書き方の解説
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「弔電」についてご紹介します。
親族や地域でお世話になっている方の訃報が入ったとき、本来お悔やみの言葉は直接伝えるものですが、遠方だったり、家族葬を行う方が増えたりと直接伝えることが難しくなっています。
そのような場合、家族の代表として弔電を送ることで、お悔やみの気持ちを表すことができます。
メールの文化が浸透しておいますが、年配の方へはメールを送るよりも弔電を送るほうが良いでしょう。家族の代表としていざという時に慌てないように、マナーや手順をご紹介していきます。
◆申込み先を選ぶ
電話で依頼することが主流でしたが、webから申し込むことができます。
・NTT西日本 D—MAIL 電報の台紙や例文が豊富。押し花電報や、七宝焼き、うるしの台紙なども選べる。
・e-denpo 様々なシーンから選んで送ることができる。
・KDDIグループ でんぽっぽ 刺繍や線香付きなど電報がある。
・VERYカード デザイン豊富で西陣織などワンランク上の弔電を選ぶことができる。
◆送り先・宛名
送り先、お通夜・葬儀・告別式の日程を確認します。
・お通夜、葬儀・告別式、いずれに送っても構いません。
・送り先となるお通夜、葬儀・告別式の日時・場所を確認します。
・葬儀・告別式で読み上げがされますので、式の前までには葬儀場に届くように送る。早すぎても迷惑になります。
・葬儀場などでは喪主、故人のお名前で葬儀を管理しています。喪主の宛名にするのが良いですが、喪主がわから ない時には、「(故人名)ご遺族様」の宛名で手配すると良いでしょう。
・受け取ったご遺族が、誰からの弔電なのかが分かりやすいように、差出人名を入れましょう。
差出人名に読み方がわかるように(ふりがな)をつけておくと親切です。
◆弔電の文章を考える
弔電の文例などを参考に、自分の思いをお伝えしましょう。
・例文を参考に文を作成しましょう。
・弔電で使用を避けるべき「忌み言葉」に注意しましょう。直接的にも間接的にも「死」に関する言葉や、「重ね重ね」「再び」などの「忌み言葉」を避けます。
「忌み言葉」について詳しくは、下記ページもご参照ください。
◆弔電が利用される理由
・配達時間を指定できる
・即日配達してもらえる
・電話やインターネットですぐ依頼でき、封筒などを準備しなくてもいい
・文章を書かなくてもいい、字に自身がなくても大丈夫
・例文が沢山ある
・24時間申込める
・メールだと受信者しか見れませんが、弔電だと家族で見ることができる
家族葬や一日葬を選ばれるご遺族が増え、参列したくてもお葬式に行けない、欠席せざるを得ない状況も多くなるでしょう。直接お伺いできない時には弔電でお悔やみの気持ちをお伝えするのがおすすめです。
文例やデザインを相賀佛光堂のサイトリンクからご確認いただけます。
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