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親の法要 初七日を省略していいの?

2022年01月12日
葬儀・葬式のマナー

皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。

よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「初七日」についてご紹介します。

 

 

親が亡くなり葬儀、法要が続きます。法要を行う日は、本来宗教の教えによって決められていますが、喪主になり県外から実家に戻ったときや仕事が忙しい時、すべて対応できるでしょうか。

葬儀が終わり、翌週初七日のためにまた帰省をするなど、慌ただしい日が続きます。初七日は必ずその日に行わなければならないのでしょうか。

 

◆初七日とは

命日も含めて七日目に行うのが「初七日」です。

亡くなった後の最初の法要となります。

初七日は故人が三途の川のほとりに到着する日とされており、故人が激流か急流か緩流かのいずれを渡るかがお裁きで決まる大切な日で、緩流を渡れるように法要をします。

また、亡くなった日から49日目までを「中陰(ちゅういん)」と呼びます。

閻魔大王等により故人が極楽浄土へ行けるかどうか審判される期間とされています。

審判は7日ごとに7回、計49日間おこなわれるのですが、最初の審判である7日目を指すのが「初七日」です。

 

 

◆初七日の読み方

岡山県内では「しょなのか」と読む方が多いですが、「しょなぬか」と読む地域もあります。

 

 

◆繰上げ法要

近年では、親族が何度も集まることが難しく、葬儀と同日に初七日を行うことが一般的になってきました。

初七日の法要を繰り上げて葬儀と同じ日に済ませることを、

「繰り上げ法要」といいます。

 

 

◆繰上げ法要の準備

 

●寺院への連絡。

 ・告別式の読経をお願いする際に、同日に初七日法要を行うことを伝え、対応いただけるか相談します。

 

●参列者への連絡

 ・火葬を済ませ、故人の遺骨を迎えてから初七日を行う場合、遺族と親族に会場を伝え出欠確認を行う。

 

●会食の手配

 ・法要後の会食の場所を決めて予約を取ります。

寺院や自宅で行う場合は、仕出し料理の予約をし、会食をしない場合は参列者の持ち帰りの折詰めを用意する。

 

●お布施の準備

 ・葬儀と同日の法要となるため、お布施は葬儀のお布施に含まれていると考えて別に用意しないのが一般的

です。

 ・葬儀とは別会場に移動する必要がある場合は「お車代」、会席に参加されない場合は「お膳料」を用意する。

 

 

繰り上げ法要は、仕事などで遠方に住む家族や点在する親族に配慮し、少しでも多くの人に参加してもらい負担が少ないように繰り上げ法要を行うケースが増えてきたのは、自然な流れだともいえるでしょう。故人が無事に成仏できるよう、みなで心を込めて供養するのが一番大切なことだといえるでしょう。

 

 

ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。

相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。

地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。

仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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