親の葬儀「妊婦さんが葬儀に出てはいけないの?」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「妊婦さんの葬儀参列」についてご紹介します。
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」など、日本には縁起に関する言い伝えや迷信がずいぶんたくさんあります。今日は「妊婦さんが葬儀には出てはいけない」という言い伝えについて掘り下げてみましょう。
◆妊婦さんは葬儀に参列してはいけないのか?
基本的には参列して問題はないでしょう。
しかし、体調がすぐれない場合は、周囲に心配をかけてしまうので判断は慎重にした方がよく、関係者へ相談しながら決めると良いでしょう。葬儀場の担当者に相談をしておくと、配慮していただけるでしょう。
妊婦だからといって故人を思う気持ちは変わらないですし、家族の最後に立ち会えないのは寂しいものです。
◆どのような迷信があるのか
今でもお葬式から帰ると、玄関先で塩をまいて体を清める風習があるように、葬儀は縁起がいいものではないとされ、妊婦さんが葬儀に参列すると無事出産できないなどの言い伝えから、あまりよしとされていなかったようです。
他にも
・赤ちゃんが霊に取り憑かれる
・死者の霊魂が寂しがっておなかの赤ちゃんを道連れにしようとする
◆おまじない
様々な迷信があるように、対処法にも言い伝えもあるようです。
・おなかに鏡を入れておけば霊を跳ね返してくれる
・腹に赤い布を巻いておく、悪いものから守ってくれる
昔から伝わる言い伝えや迷信には意味があり、時代の背景があります。
葬儀には様々な世代の方が参列するので、気にされる方には事前にお伺いを立て、親族や葬儀場の方に相談しておくといいでしょう。
ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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