生前使っていた親の身の回り品 形見分けをするタイミング
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「親の形見分けをするタイミング」についてご紹介します。
形見分けとは、亡くなった人が残した遺品や思い出の品などを、遺族や友人、知人などが分け合うことを指します。形見は、故人が遺したものの中でも、特に思い入れのある品や、その人自身の個性や趣味嗜好が反映されたものを指します。そのような思い出の品を、どのタイミングで形見分けを行えばいいのでしょうか。
◆形見分けはいつ行えばいいの?
形見分けをするタイミングは人によって異なりますが、一般的には以下のようなタイミングが考えられます。
1.亡くなった方の服や小物などを整理する時
2.亡くなった方の遺品(生前に使っていた身の回りの物)を整理する時
この場合は、葬儀やお通夜が終わってから数日経過した後に行うことが多いです。
3.遺言がある場合は、その指示に従って形見分けをする
遺言に明確な指示がない場合でも、家族や親族が協議して形見分けをすることがあります。
4.家族の引っ越しや入院、介護が必要になった時
家族が元気なうちに協議することが望ましいでしょう。
◆形見分けで大事なこと
1.時間をかけて慎重に行う
形見分けは大切なものを手放すことになるため、時間をかけて慎重に行うことが重要です。
2.意思決定をする前に感情を整理する
形見分けは感情的な決断を必要とする場合があります。そのため、意思決定をする前に感情を整理することが重要です。
3.物の意味や歴史を理解すること
形見分けする物が持つ意味や歴史を理解することが大切です。それによって、その物がどのような価値を持つのかを判断できます。
4.相続人の気持ちに寄り添うこと
形見分けは相続人の感情に大きな影響を与えるため、相続人の気持ちに寄り添うことが必要です。
5.他の家族や友人の意見を尊重すること
形見分けは、複数の人が関与する場合があります。そのため、家族や友人の意見を尊重することが大切です。
6.物を整理する方法を決めること
形見分けで手放す物を整理する方法を決めることが重要です。それによって、物を無駄にすることなく、適切に処分することができます。
いずれの場合も、形見分けをする前に家族や親族が協議を行い、互いに話し合いをしておくことが大切です。また、形見分けをする際には、亡くなった方の思い出話をすることで、その方を偲ぶ機会としても捉えることができます。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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