親の葬儀を夏に行う時の知識
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「葬儀を夏に行う時の知識」についてご紹介します。
私たちは、いつのタイミングで親との別れがやって来るか分かりません。それは、暑い夏の季節に葬儀を行うこともあるかもしれません。その際に参列するときの注意点や心構え、ご遺体の保存についてご紹介します。
◆暑い夏の葬儀 乗り切るためのヒント
夏の日差しが強くなる季節、葬儀はさらに厳しいものになることがあります。
そんな暑い日の葬儀に参列する場合、乗り切るためには何が必要でしょうか。
1. 保冷対策
葬儀は長時間にわたり、体力を必要とします。
そのため、保冷剤を持参や、場所によっては温度管理の行き届いた部屋で一時的に休憩を取ることも重要です。
また、冷たい飲み物や塩分補給のための飲食物、冷却スプレーや扇子などを用意しておくとよいでしょう。
2. 冷房対策
会場の冷房が強い場合があります。薄手のストールやカーディガンなどを携行して、体調管理に役立てるとよいでしょう。
3. 日差し対策
直射日光が厳しい場合、適切な日焼け止めや傘を使用して肌を保護することも必要です。
4. 体調管理
葬儀の日程が長引くと体力も消耗します。
そのため、十分な休息をとることはもちろん、熱中症を避けるために十分な水分や塩分を摂ることが重要です。
親族が休息を取れる控え室があるかなど、葬儀会社に事前に確認しておくといいでしょう。
◆夏場の遺体保存
夏季の葬儀で、ご遺体保存に「ドライアイス」を使用することが多くあります。
ドライアイスは、ご遺体の腐敗を防ぎ、適切な状態を維持するために重要な役割を果たします。
ご遺体の保存にドライアイスを使用する際の注意点としては、直接皮膚に触れると凍傷を引き起こす可能性があるため、取り扱いにはゴムや皮革の手袋が必要です。また、換気の良い場所で使用し、二酸化炭素が部屋内に充満しないように注意が必要です。
ドライアイスの使用には、適切な量の配置、適切な時間での交換など、細部にわたる調整が求められますので、葬儀社や専門の業者に任せるといいでしょう。
ご葬儀は心身ともに負担が大きい行事です。
特に夏季には、暑さ対策と適切な体調管理が不可欠です。
最後の別れを尊厳あるものにするためにも、専門的な知識を持つ葬儀会社へ相談し、心身の負担を少しでも軽減できるようにするといいでしょう。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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