知っててよかった 「五供」お供物とその意味
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「五供・お供物とその意味」についてご紹介します。
お盆は、故人の霊が安らかに休息をとれるように、また私たちが日常生活を送ることができるのは先祖のおかげであるという感謝の気持ちを持ち、供養するためのさまざまな儀式が行われます。
五供(ごく)とは仏教で使われる用語で、お仏壇や仏前に供える五つの物事を指します。五つを供える習慣で、それぞれには故人や先祖への敬意と感謝の念を示す特別な意味があります。
五供それぞれの意味と選び方について詳しく説明します
“花”: 故人の霊を迎える象徴であり、彩り豊かで美しい花を選びます。季節を彩る旬の花を選ぶことが良いとされています。
“灯明”: 灯明(ろうそく)は、故人の霊が迷わずに我々のもとに戻ってこれるよう照らす光の象徴です。ろうそくは、お盆の期間中は絶えず灯しておくのが一般的です。
“香”: 香りは浄化や祈りの象徴であり、良い香りを選ぶことで、故人の霊を清めて供養します。香立てにはお香をたくことが一般的です。
“浄水”: 清らかな水は生命の源であり、清めの象徴とされます。お盆の期間中は、毎日新鮮な水をお供えしましょう。
“飲食”: 故人が生前好きだったもの、または季節の食べ物を供えることで故人を偲びます。お供え物は、食事のようにお箸を一緒に供えることもあります。
故人が生前好きだったもの、または季節の食べ物を供えることで故人を偲びます。お供え物は、食事のように箸やスプーンを一緒に供えることもあります。
五供は単に形式的な儀式ではなく、私たちが故人や先祖、そして自然とつながり、感謝の気持ちを表す深い意味を持つ行為であることを理解することが大切です。それぞれが特別な意味を持ち、それらが一緒になることで、全体として故人への敬意と感謝の表現となります。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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