喪主を二男・二女が務める場合に知っておくべきポイント
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「二男二女が喪主を務める場合」についてご紹介します。
大切な人を失った悲しみに暮れる中、葬儀の準備を進めるのは大変なことですよね。突然のことで何をすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。葬儀を行うにあたって、まず決めなければならないのが「喪主」です。喪主は、葬儀の際に遺族を代表して挨拶をしたり、進行を取りまとめたりする重要な役割を担います。長男長女が喪主を辞退した場合、二男二女が喪主を務めることもあるでしょう。今日は二男二女が喪主を務める場合のポイントをご紹介します。
喪主の役割
喪主は、葬儀における遺族の代表として、以下のような重要な役割を担います。
1. 葬儀全般を取り仕切る
・葬儀社との打ち合わせ、日程や場所の決定、内容や費用の決定
・参列者への連絡
・遺族への指示、調整
2. 弔問を受ける
・遺族への指示、調整
・香典の受け取り
・弔問礼状の返礼
3. 挨拶をする
・通夜式、葬儀、告別式、火葬
4. その他
・遺骨の安置場所の決定
・法要の準備
・遺産相続の手続き
喪主の決め方
喪主は、故人と最も近い関係にある人が務めるのが一般的ですが、子どもの中で誰が務めるかは、それぞれの家庭の事情や考え方によって異なります。長男長女が喪主を辞退した場合、二男二女が喪主を務める場合もあるでしょう。
家族で話し合い、誰が喪主を務めるかをしっかり話し合って決めましょう。
喪主を決めるポイントをまとめます
・故人と最も近い関係にあるのは誰か?
・葬儀の準備や手続きを誰が担当できるのか?
・それぞれの家庭の事情や考え方はどうか?
二男・二女が喪主を務める場合に気をつけるべきポイント
一般的には、長男長女が喪主を務めることが多いですが、必ずしもそうとは限りません。近年では、二男や男兄弟のいない姉妹の二女が喪主を務めるケースも増えています。そこで今回は、二男二女が喪主を務める場合に気をつけるべきポイントについてご紹介します。
1.家族でちゃんと話し合う
親、兄弟姉妹に相談せずに二男二女が喪主を務めることは、遺族間のトラブルに繋がる可能性があります。必ず親、兄弟姉妹に相談し、同意を得た上で喪主を務めるようにしましょう。
2.役割分担を明確にする
二男二女が喪主を務める場合、誰が何を担当するのかを明確にする必要があります。
役割分担を明確にすることで、スムーズな葬儀進行に繋げることができます。
3.周囲への配慮
二男・二女が喪主を務める場合、周囲への配慮が必要です。
特に、親戚や故人の友人には、二男・二女が喪主を務めることを説明し、理解を得ることが大切です。
二男・二女が喪主を務めるメリット
1.家族構成や状況に合わせて柔軟に対応できる
家族構成や状況によっては、長男・長女よりも二男・二女の方が喪主を務めるのに適している場合があります。例えば、長男・長女が遠方に住んでいる場合や、病気や怪我をしている場合などは、二男・二女が喪主を務める方が適切です。
2.故人との関係性を重視できる
必ずしも長男・長女が故人との関係が最も近いとは限りません。二男・二女の方が故人との関係が深かった場合などは、二男・二女が喪主を務めることで、故人の意志をより尊重することができます。
3.時代の変化に対応できる
近年では、家族葬が主流となっており、喪主の役割も変化しています。二男・二女が喪主を務めることで、時代の変化に対応し、より柔軟な葬儀を行うことができます。
4.長男・長女の負担を軽減できる
長男・長女は、実家から遠方に暮らしている、仕事や家庭の事情で喪主を務めるのが難しい場合もあるでしょう。二男・二女が喪主を務めることで、長男・長女の負担を軽減することができます。
二男・二女が喪主を務める場合、親・兄弟姉妹への相談や役割分担の明確化など、注意する点もあります。二男・二女が喪主を務めることを検討している場合は、状況などをよく理解した上で、家族と話し合い、慎重に判断することが大切です。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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