葬儀・葬式のマナー「訃報を伝える相手・伝え方」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「訃報を伝える相手・伝え方」について解説します。
家族が亡くなった時、誰までどうやって伝えればいいのでしょうか？
基本的には素早く知らせるのが一番なので、電話で連絡します。伝える相手は葬儀の形式によってかわります。
ご家族が亡くなった時、まずしないといけないのが各所への連絡ですね。
しかし、不慣れなことだと誰にどうやって連絡していいか慌ててしまいます。
事前に何をすべきか確認して、
スムーズに葬儀へのご案内ができるようにしておきましょう。
基本は電話で訃報を素早くお伝えします。
亡くなったことなどを時間のかからない方法で連絡しましょう。
○○の妻である✕✕です。以前より入院中の夫○○が今朝未明に息を引き取りました。
取り急ぎご連絡までにお電話いたしました。
通夜や葬儀の日時や場所については、追って決まり次第ご連絡します。遺体は私が連れて帰りますので、何かあれば私の携帯電話080‐○○○○-✕✕✕✕までご連絡ください。
通夜・葬儀の日時はメール、またはFAXで送るなど使い分けながら、早く正確な連絡を心がけましょう。
いつもお世話になっております。○○の長男、✕✕です。
突然のご連絡で申し訳ありません。かねてより病気療養中であった父○○ですが、
本日〇月✕日正午に、急性心不全のため享年〇〇歳にて他界しました。
生前はあらゆる面でお世話になりました。なお、通夜並びに葬儀・告別式は下記の通りにとり行います。
ご多忙とは思いますが、なにとぞ父を見送っていただければ幸いです。通夜 〇月〇日午後✕時から✕時 ○○寺（住所及び電話番号を記載）にて
葬儀・告別式 〇月〇日午前✕時から✕時 ○○ホールにて本来であればお電話による連絡をいたすべきところ、つながらなかったためメールによるご通知となりましたことをご容赦ください。
喪主 ○○○○
（携帯電話番号）
訃報を伝える相手は葬儀の形式によって変わります。
家族葬の場合は葬儀後の通知も。
ご親族以外で訃報・葬儀の日時をお伝えする相手に関しては、どんなお葬式を上げたいかによって変わってきます。
最近では葬儀を家族のみで行う家族葬で済ませる例も多いです。
このような場合は、葬儀後に故人の関係者に訃報を伝えることになります。
なお、葬儀後に訃報を伝える場合は、葬儀を家族だけで済ませたこと、通知が遅れたことに対するお詫びの言葉も忘れずに入れましょう。
まだ葬式の規模や種類まで考えていない、という方は、まずは葬儀会社に連絡して相談してみましょう。
日取りやその後の手順等も含めて、ご親族や葬儀会社のスタッフと相談しましょう。
一般的なお声がけの順番
お葬式の規模や声かけの範囲も決まっている方は以下を
例にお声がけを行ってください。
(1)家族・親族
(2)故人の友人・知人、会社の関係者
(3)遺族の関係者
(4)近隣住民・町内会
(1)家族・親族
3親等までの親族を優先するのが一般的ですが、故人にとって大切な人であれば、それに限らなくても大丈夫です。
（人数が多くなる場合は、人数に応じた式場を選ぶとよいでしょう。）
(2)故人の友人・知人、会社の関係者
次に、故人とつながりのあった友人や知人へ連絡しましょう。
仲の良かった友人には葬儀の日取りも伝え、来てもらうと良いでしょう。
また、人伝いに連絡を頼むと、遺族の知らない友人にも連絡をまわすことができます。
会社関係であれば会社の直接の上司（社長含む）や部下、取引先の方に伝えましょう。
(3)遺族の関係者
遺族が通う学校や会社の方、ご近所の方にも連絡しましょう。家族葬をおこなう場合は、葬儀後にはがきなどで連絡することもあります。
(4)近隣住民・町内会
ご近所や町内の人にも参列していただきたい場合は伝えておきましょう。
お手伝いをお願いする場合には事前に伝えておきましょう。
しかし、ご遺族が知らない知人や友人も含めるとどこまでに伝えるべきか難しいですね…。
できれば、連絡してほしい人・葬儀に呼んでほしい人をエンディングノートに記してもらったり、事前に話をしておくとトラブルなく進められますよ。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア（旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島）で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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