今さら聞けない。わが家の仏前に盆提灯を飾ったことがない!
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「お盆の提灯(ちょうちん)飾り」についてご紹介します。
お盆は実家に帰省したり、親戚が集まったり、お墓参りをする方も多いでしょう。お盆にはご先祖様の霊があの世から戻ってくると言われており、各地域での様々なお迎え方の仕方が異なります。
お盆の期間、仏壇の前に提灯は置いていますか?今日は、お盆提灯の風習などについて紹介していきましょう。
◆お盆提灯の役割
盆提灯(ぼんちょうちん)は故人の冥福を祈り、感謝の気持ち込めたお盆の供養を表すものです。
盆提灯は、お盆の際先祖様が灯りを目印に迷わず家に帰ってくるための飾りで、迎え火と同じ役割となるのです。
◆一対で飾る方がいいのか?
盆提灯を飾る数には決まりがないようです。
一対で飾るのが理想的ですが、場所の問題などから一つ飾るご家庭も少なくありません。
今では卓上の提灯やおしゃれなデザインの盆提灯も人気です。
◆いつからいつまで飾るのか?
地域によって異なりますが、一般的には迎え盆の13日から、送り盆翌日の17日まで飾ります。
基本的には夜中は消します。 地域やご家庭、遺族の意向によって、四六時中灯す方もいらっしゃいます。
17日に片付けをすることが多いようですが、盆提灯は故人を偲ぶ気持ちの表れなので、これより長い期間飾っても大丈夫です。
今回は、お盆提灯についてお伝えしました。伝統的な家紋入りのデザインを始め、最近ではLED電球付きのモダンなデザインのものも増えています。仏壇のそばに置いて灯りをともすと、ふんわりと光が広がり、心がやすらぎますね。
相賀佛光堂では、お盆提灯の相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。
仏壇仏具の展示場をご用意しております。お気軽にご覧ください。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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