お仏壇の置く場所が無い?最適な向きと置き場所について
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「お仏壇の置き場所」についてご紹介します。
祖父母の家など、築50年以上前のお家には畳の部屋や床の間、仏間があるでしょうか。
しかし現在では、生活様式も変わりマンションやフローリングのお家も多く、敢えてお仏壇を置く場所を設けていないのが現状ではないでしょうか。身近な方が亡くなった時や、同居が始まった時、お仏壇をどこに置くといいのでしょう?お仏壇を置く向き?場所?決まり事があるのでしょうか。今日はそんな疑問やお悩みを解決していきましょう。
◆お仏壇を置く向き・場所に注意する
仏教の教えでは「絶対にこうしなければいけない」という決まりはありません。なぜなら、仏様は十方どの方角にもいるため、どの方角に安置してもよいといわれているからです。
しかし、一般的には以下のようなことに注意をして置いている方が多いようです。
•お仏壇の扉が北向きにならないようにする(南向き、西向き、宗派の総本山に向ける)
•鬼門(北東)に置かない
•お仏壇に足を向けて寝ることがないように考慮する
•神棚と向かい合わせにして配置しない。縦一列に並ぶように置くのは避ける
•床の間と向かい合わせにして配置しない。床の間にお仏壇を置くことはよい
•上置き型のお仏壇は直接床に置くのではなく、必ず何かの上にのせて安置
•1階にお仏壇を置く場合、上階に押入や物入にして直接踏まないようにする
◆お仏壇と生活環境で注意すること
お仏壇を置く際に言い伝えなどで気にすることもありますが、
生活の中で困らないように、お仏壇を大事に扱う上で注意することもあります。
•お仏壇を入れるスペースを事前に測っておく、観音開きで開いた時のことも想定する
•直射日光が直接当たりにくい場所
•冷暖房の風が直接当たりにくい場所
•お線香のニオイが気になる方はクローゼットから離。
◆お仏壇を置く場所がないとき
今は昔のような大きなお仏壇ではなく、様々なサイズのお仏壇を選ぶことができます。
ご家庭にあうスタイルで祈りのスペースを設けておられますし、洋風に合うモダンなデザインや質感なども選ぶことができます。
ご先祖様と家族を繋ぐお仏壇を身近に感じ、気持ちの安らぐ空間作りになるといいですね。
相賀佛光堂では、数多く取り扱っており、お客様のお家やお部屋に最適なお仏壇選び、設置に関するご提案をさせていただいております。ぜひご相談ください。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。
仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。