どうしよう?親戚の告別式に遅れてしまうときのマナー
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「告別式に遅れてしまうときのマナー」についてご紹介します。
大切な親戚の告別式に、どうしても間に合わない場合。
遠方にお住まいの方や、急用で駆けつけることが難しい場合など、様々な事情で遅刻してしまうことがあるでしょう。そのような状況でも、故人への敬意とご遺族への思いやりを忘れずに、失礼のない参列を心がけたいものです。
◆遅刻がわかった時点で速やかに連絡する
告別式に遅刻することがわかった時点で、葬儀会社に連絡しましょう。
伝えるべき内容は以下の通りです。
• 氏名
• 連絡先
• 喪主との続柄
• 遅刻する理由
• 到着予定時間
もし、葬儀会社の連絡先がわからない場合は、ご遺族の方に直接連絡しても構いません。
ただし、ご遺族は悲しみの中ですので、必要最低限の情報だけを簡潔に伝え、長時間の電話は控えましょう。
◆香典の用意と渡し方
告別式に間に合う場合は、静かに着席し、式が始まるまで黙祷しましょう。
読経や焼香のタイミングは、宗派によって異なる場合がありますので、わからない場合は周りの人に尋ねるか、葬儀社のスタッフに確認しましょう。
もし、式がかなり進行している場合や、読経が始まっている場合は、静かに後ろから入場し、焼香のみ行うようにしましょう。
その際も、周りの参列者に迷惑がかからないよう、静かに丁寧に動作することが大切です。
◆ご遺族への挨拶
焼香後には、喪主やご遺族に挨拶しましょう。
お悔やみの言葉を述べ、遅刻のお詫びを伝えましょう。
長時間の会話は控え、簡潔に済ませることが大切です。
◆遅刻の理由を説明する必要性
遅刻の理由については、必ずしも詳細を説明する必要はありません。
どうしても説明したい場合は、後日改めてご遺族に連絡する方がよいでしょう。
告別式の場では、ご遺族の悲しみに寄り添い、失礼のない態度を心がけることが重要です。
◆悪いとされるマナー
・連絡なしで遅刻する
連絡なしで遅刻するのは、大変失礼な行為です。ご遺族は、いつ参列するのか分からず不安な思いをすることになります。
・派手な服装で参列する
告別式は、故人との最後の別れですので、黒色フォーマルの服装で参列しましょう。派手な服装やアクセサリーは控え、悲しみに寄り添う気持ちを表現することが大切です。
・携帯電話の電源を切らない
携帯電話はマナーモードにし、音や振動が鳴らないようにしておきましょう。周囲に迷惑をかけるだけでなく、告別式の厳粛な雰囲気を損なう行為となります。
遠方などの理由で、親戚の告別式に遅れてしまう場合でも、
慌てずに落ち着いて行動することが大切です。
上記の手順とマナーを参考に、故人への敬意とご遺族への思いやりを忘れずに、失礼のない参列を心がけましょう。大切なのは、形式的なマナーよりも、心からの気持ちで故人への別れを告げ、ご遺族に寄り添うことです。
もし、どうしても告別式に参列することができない場合は、弔電や供花を送るなど、別の方法で哀悼の意を表しましょう。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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