お墓参りの作法とマナー。遠方でお墓参りができない時はどうすればいいのか
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、
今回のテーマは「お墓まいりの作法とマナー」についてご紹介します。
お墓は先祖や故人を祀るところであり、供養するためにお墓参りをします。
お墓参りはいつ行っても問題はありませんが、一般的には、お盆、秋のお彼岸、春のお彼岸、命日、年末年始、法要の際に訪れる方が多く、その他にも帰省や進学や就職などの節目にご先祖様へ報告のため訪れる方は多いでしょう。お墓参りを固くとらえず、故人に逢いに行く気持ちで足を運んでみてください。
◆お墓参りに必要なもの
・数珠
・お線香
・ライター(柄や風よけが付いたものが便利)
・お供え物
・お花
・ハサミ
<必要に応じて>
・軍手(お墓の雑草取りが必要な場合)
・手桶と柄杓(借りられる墓地が多い)
・ぞうきん
・掃除用ブラシ
お花はスーパーなどにもお供え用のお花が売っていますが、故人の好きだったお花や色、食べ物や飲み物など好物を備えてあげるといいでしょう。
◆お墓参りの手順
(1)寺院墓地の場合、本堂にお参りします。
(2)墓前で合掌
(3)お墓の掃除
・お墓の周りの草抜き、落ち葉などの除去・ぞうきんなどで墓石をきれいに拭く
(4)手桶にきれいな水を汲み、柄杓で墓石に水をかけ清める
(5)花立てにお花を飾る(水を入れる前に花立が汚れていれば掃除する)
(6)水鉢やお椀にきれいなお水を入れ、お供えを置く
(7)お線香をあげ、数珠を持って合掌をする
家族や親戚と大勢で訪れる時は、お墓に眠る故人と近しい間柄の方、年長者から並ぶとよいでしょう。
◆お墓参りでのNG
・お線香は口で拭き消さない(お仏壇でも同様)
・トゲ、ツルのあるお花、花が丸ごと落ちる椿などは避けた方が無難です
・合掌の際、帽子をかぶっている場合は脱ぐ
・墓石にお酒をかけない、変色の原因になります
・お墓を見下ろさない、座って合掌する
・他の家のお墓内には入らない
・お供え物を置いて帰る(カラスが食べ散らかす可能性があるので持ち帰るほうがいいでしょう、墓地の管理規定に従いましょう)
◆お墓参りに行けない場合はどうしたらよいか
忙しくてお墓掃除に行けない、遠方のためお墓参りに行けない、 高齢のためなかなか外出ができない・・・
そんな方にはお掃除代行サービスを利用する方法があります。
転勤や住み替え、コロナ感染症の影響で県外への移動を控えている方など、遠く離れた場所のお墓のお掃除を頼みたいというニーズは確実に増加しています。
相賀佛光堂ではご葬儀や法要以外に、お墓のお掃除代行も承っています。どうぞお気軽にご相談ください。
お墓参りのマナーや作法も大事ですが、故人を思い出しお墓に会いに行くことや気にかけることが大事になってきます。ご先祖様と家族がつながれるお墓をだいじにしましょう。
ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。
仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。