葬儀・葬式のマナー「やっぱり「仏滅」「友引」に葬儀をしてはダメ?なぜなのか知りたい」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回のテーマは「仏滅」「友引」に葬儀をしてはいけないのか?葬儀の日取りについてです。
日本では慶事や弔事の日取りを気にする風習があります。「大安」は良い日、「仏滅」は悪い日、というイメージをお持ちの方も多いと思います。今回は、仏滅、友引の意味と、お葬式の日取りについてご紹介します。
Q.「仏滅」「友引」とは?
A. 「仏滅」「友引」は六曜のひとつ
「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番でカレンダーに並びます。
「ろくよう」と呼び、現代の日本では、日にちの吉凶を占う指標として利用されています。
【仏滅】ぶつめつ
「仏が終わる(滅する)日」。悪い日だと思われがちですが、この日は悪縁を切り、改めて人生をスタートしたいときなどには適しています。お祝い事などはこの日を避ける方が多いようです。
【友引】ともびき・ゆういん
本来の意味は引き分けですが、「友引」という言葉のイメージから友を引き連れて行くという意味が定着し、結婚式の日としては良く、葬式は避ける場合が多くあります。
Q.「仏滅」「友引」は葬儀・通夜をしてもいいの?
A. 実は、問題ありません。
六曜は仏教とは関係なく、「仏滅」「友引」の日に葬儀を行うことは、何の問題もないとされています。
ただし、たとえ本人が気にしなくても親族や年配の方の考え方に配慮するのであれば、縁起が悪いとされる日は避けた方がいいかもしれません。
友引は「友を引く」、つまり亡くなった方が参列者をあの世へ連れて行ってしまうと解釈し、不吉なことを連想させるので、友引の日の葬儀は避ける方もいらっしゃいます。
Q. 葬儀・通夜の日程の他に気にすることはありますか?
A. 火葬場の空き状況、菩提寺・僧路のご都合も確認しておきましょう。
通夜や葬儀・告別式では宗教者に連絡し、式を執り行っていただくようお願いします。
菩提寺や付き合いのある寺院の僧侶などに連絡すると思いますが、僧侶にも予定があるためいつでも来られるというわけではありません。なるべく早めに連絡を取っておきましょう。
様々な予定を考えた時、「仏滅」「友引」に葬儀やお通夜を行うことになる場合、ご家族、ご親族としっかり相談して了承を得て決めるといいでしょう。
お通夜が友引と重なることは、葬儀の時ほど気になる方も少ないようです。
葬儀の日程の組み方は地域によって差があります。
亡くなった日の翌日に通夜を行うというのは、あくまで全国的に見られる日程です。地域によっては亡くなった当日に通夜を行うところもあります。
宗派やそれぞれの家庭によって異なる場合もありますので、風習を事前に確認しておきましょう。
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