葬儀・葬式のマナー 「親が亡くなった時、どこの火葬場を利用すればいいの?地域によって利用料が違う?」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回のテーマは「火葬場の利用について」です。
親の死はいつ訪れるかわかりません。突然やってくるそのときのために、準備万端でいることは難しいものです。
親の死が訪れた時、どのように葬儀の段取りを進め、どこの火葬場を利用すればいいのだろう?365日いつでも火葬してもらえるのでしょうか?
火葬の流れは地方や宗教により若干異なりますが、ここでは、一般的な仏葬での岡山県の火葬場を例にご紹介していきます。
Q.火葬に手続きは必要?
A. 必要です
遺体を火葬・埋葬する場合には、必ず自治体の許可を取らなくてはいけません。許可なしに行うことは違法行為にあたります。
「死亡診断書」または「死亡診断書」と「死亡届」が役所に受理されると、「火葬(埋葬)許可証」が発行されます。受け取ったら、念のために内容が届け出と合っているか、市町村の押印があるかを確認してください。
Q.どこの火葬場を選べばいいですか?
A. 住民票のある地域の火葬場を選ぶのが基本
適用条件は自治体によって異なりますが、多くの場合、地域に故人の住民票があることが基本条件となっています。
施設入所などで居住地が変わった、あるいは突然の事故などで死亡地が異なるというケース、故人と喪主の居住地が離れているというケースも少なくありません。こうした場合でも、予約が可能であれば、住民票がない地域でも火葬を受け付けてくれます。
Q.どこの火葬場も料金の相場は同じ?
A. いいえ違います。民営、公営、地域ごとに値段の設定が違います。
火葬場には公営と民営があり、火葬料に差があります。自治体が運営している公営の火葬場のほうが費用は安価で、民間企業が運営する民営の火葬場はやや割高です。公営の火葬場でも地域によって料金が異なります。
火葬料には住民料金が設定されています。地域に故人の住民票があることが基本条件となっており、住民以外の利用については、火葬費用が高く設定され、住民料金の3〜5倍が相場です。
例えば
岡山県玉野市斎場の場合
■一体 【玉野市民の使用料】無料 【玉野市民以外の使用料】45,000円
岡山県岡山市東山斎場の場合
■大人 【岡山市内居住者の使用料】10,000円 【岡山市外居住者の使用料】45,000円
岡山県津山市総合斎場の場合
■大人 【津山市内居住者の使用料】13,000円 【津山市外居住者の使用料】50,000円
Q.火葬場はいつでも利用できますか?
A. 公営の火葬場は年末年始、友引の日に閉場している施設が多いようです
六曜の一つである「友引」、漢字の意味から、「友を引く」というように捉えられ、日本のお葬式では避けられる傾向があり、火葬場も閉場しているところが多いようです。年末年始はほとんどがお休みです。
一般葬、家族葬のいずれも事前に火葬場への予約などが必要となります。火葬場の休場日は、葬儀会社も把握されているので、葬儀の日程と合わせて予約を相談するとよいでしょう。
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