もう悩まない!香典の水引の色と結び方が違う理由
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「香典袋の水引の色と結び方」についてご紹介します。
香典袋には、水引の色や結び方に様々な種類があり、色や本数の違いに気づいたことはありますか?知らないとマナー違反になることもあるので、きっちりと把握しておきましょう。
◆水引って?
水引とは、贈り物を包んだ封筒や紙にかける帯紐のことです。
水引は魔よけや未開封の証拠といった意味もこめられています。
よく目にするものとして、以下が一般的です。
<祝い事>赤と白
<弔い事>黒と白
他に、黄色白は関西から西では1万円〜5万円を包むとき。銀色は5万円以上に使われると言われています。
◆結び
<あわじ結び>
・2色に水引が8の字を描くようにクロスしている結び方
・複雑であり華やかな結び方のため弔事にも慶事にも使用される
・左右に引っ張ると結び目が固くなり、ほどけにくくなります。
解けにくい結び目から「末永く続くように」や「2度とほどけない=2度と起こらない」という意味があります。
<結び切り>
・真結びともいわれており、こちらも解けにくい結び方
・一度結ぶと二度と解けない
・一度で終わるという意味合いで使われています
蝶結びは、何度でも繰り返していいお祝い事などに使用されます。
不祝儀の時に使う水引の形はこの2つの結び方しかないので、使い分けに気をつけておくこともポイントです。
◆水引の本数
水引は何本かの紐を合わせて結ばれており、本数は5本が基本です
基本的に左側が明るい色の陽の色、右側が暗い色の陰の色を配色しています。
基本は奇数の5本ですが、格式を重んじる場合は7本で結んでいるものを使うことも多いです。本数で格式が上がるとも言われているので、100,000円以上の金額の時に偶数の10本のものを使うところもあります。
水引についてお伝えしましたが、水引には結び方や色、本数で意味があり、また地域によっても風習は様々です。
包み方や香典袋について不明な点があれば、お気軽に相賀佛光堂にお尋ねください。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。
仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。