葬儀・葬式のマナー「親の葬儀で香典は用意するべき?喪主も必要?」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「親の葬儀で香典は用意するべきなのか」についてです。
葬儀に参列するとき用意する香典ですが、自分の親が亡くなった時も香典は出すべきなのか、喪主になった場合どうするのか、迷う方もいらっしゃるかもしれません。
子の立場で香典が必要かどうかは、役割や状況によって決まってきます。
◆香典が不要な場合
・喪主を務める場合
・葬儀費用を負担している場合
・亡くなった親と世帯が同じ場合
香典とは、故人にお供えするものであるのと同時に、葬儀費用の手助けになるようにとの思いが込められたものでもあります。
参列者が故人の親族に渡すものなので、喪主は香典を受け取る立場になります。
葬儀費用を負担している場合も、重ねて香典を出すことは不要です。
また、香典は基本的に一世帯につき一つなので、亡くなった親と世帯が同じ場合も香典は不要です。
◆香典が必要な場合
上記の、香典が不要な方以外は親の葬儀でも香典が必要となります。
喪主でない場合・葬儀費用の負担をしていない場合・亡くなった親と別世帯(結婚して家を出ているなど)の場合は香典を用意しましょう。
◆香典の金額相場
香典を出す場合の一般的な金額相場は次のようになります。
20代:3万円〜10万円
30代:5万円〜10万円
40代以上:10万円
親の葬儀で香典が必要かどうかは、葬儀費用の負担の有無や、世帯が同じか別かといったところがポイントになります。
ただし家族の思いや慣習にもよりますので、必ずしもこの通りでない場合もあります。
また、故人が遺言で香典を辞退している場合もあると思います。
わからないときはご親族に確認することをおすすめします。
ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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