葬儀の場で流す音楽 親が愛したメロディーで見送りたい
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「葬儀で流してあげたい音楽について」についてご紹介します。
葬儀は、親の人生を称えるための重要な儀式です。音楽は感情を引き立て、思い出を呼び覚まし、故人を偲ぶ時間を深いものにする力があります。今回は、葬儀の場で流す音楽について取り上げてみましょう。
◆親の好きだった音楽を選ぶ理由
親が生前好きだった音楽を葬儀で流すことは、その人の生きざまや個性を偲ぶための特別な方法となります。親が好んだ曲は、趣味や情熱、家族との関わりや思い出の瞬間を思い起こさせることがあります。音楽はまた、言葉では表現できない感情を伝えるのにとても役立ちます。
◆どのように選ぶべきか
親が特に好きだったアーティストや曲、ジャンルが明確であれば、思い出の曲を選んであげるといいでしょう。
しかし、それが不明確である場合、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
1. 趣味や関心: 好きだった映画のサウンドトラック、スポーツチームの応援歌、趣味に関連する音楽などを選んでみましょう。
2. 家族や友人との思い出: 家族や友人との思い出の曲を選ぶことで、告別式では故人との思い出が甦り感動を呼び起こすかもしれません。
3. 流行した年代の曲:テレビやラジオで流れていた流行曲も、同世代の心情似合った曲のセレクトの参考になるでしょう。
◆葬儀で選ばれる音楽
現代の葬儀では、故人が好んだ曲や思い出の曲を流すことが一般的になってきました。
クラシック音楽や伝統的な音楽もよく選ばれます。
「お父さんらしく元気に見送ってあげたい!」と野球の応援歌なども選ばれることもあります。
最も大切なのは、選んだ音楽を流すことで、参列者に故人の思い出を喚起させ、家族が豊かな気持ちで思い出を振り返ることができることです。
<葬儀で流される音楽 邦楽>
1. 「上を向いて歩こう」 – 坂本九
2. 「時代」 – 中島みゆき
3. 「旅人よ」 – 尾崎豊
4. 「愛燦燦」 – 美空ひばり
5. 「舟歌」 – 森進一
<葬儀で流される音楽 洋楽>
1. ビートルズ – “Let It Be”
2. フランク・シナトラ – “My Way”
3. ジュディ・ガーランド – “Over the Rainbow”
4. ジョン・レノン – “Imagine”
5. エルヴィス・プレスリー – “Can’t Help Falling In Love”
葬儀の音楽選びは、故人を偲び、その人生を尊重する方法の一つです。
しかしながら、音楽選びには敬意と配慮が必要です。選曲は葬儀の雰囲気やテーマに適していること、そして何よりも故人や遺族の意向を尊重することが重要です。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
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