親の葬儀をあげる時 喪主は配偶者か子どもか?
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「親の葬儀 喪主は配偶者か子どもか?」についてです。
喪主は、葬儀の準備や進行、参列者への対応など、葬儀のすべてを担う重要な役割を担います。また、故人の遺産相続や祭祀継承などの後始末も喪主の責任です。
喪主は、故人と最も近い関係にある人が務めるのが一般的ですが、親の場合は配偶者と子どものどちらが執り行うのがよいのでしょうか。
◆配偶者が喪主になる場合
故人と最も近い関係にある人が務めるため、配偶者が喪主になった場合、故人の意思や希望を尊重した葬儀を執り行うことができます。
また、配偶者自身が故人との思い出を振り返る機会となり、故人との別れをより深く実感することができます。
以前は、故人の家督を継ぐのは男性であるという考え方から、長男が喪主を務める場合もありました。
しかし、近年は男女平等の考え方が浸透し、妻が喪主を務めるケースが増えています。
葬儀の準備や手続きは、故人と最も近い関係にある人だからこそ、大きな負担になる可能性があるため、
様子を見ながら子どもがフォローするといいでしょう。
◆子どもが喪主になる場合
配偶者が高齢や体調不良などで、葬儀の準備や手続きをするのが難しい場合は、子どもが対応するのがよいでしょう。子どもが喪主になることで、故人との絆を再確認し、故人への思いを深めることができます。
配偶者と子どもで考え方が異なり、葬儀の進め方について意見が対立することがあります。そのような対立やドラブルを防ぐために、生前から葬儀やお墓のことを話し合ったり、エンディングノートに記載したりするといいでしょう。
子どもがまだ若く、葬儀の準備や手続きに慣れていない場合は、配偶者が喪主を務めるか、親戚や葬儀会社のサポートが必要となります。
◆喪主の決め方
喪主は、故人と最も近い関係にある人が務めるのが一般的ですが、配偶者と子どものどちらが務めるかは、それぞれの家庭の事情や考え方によって異なります。
配偶者と子どもが話し合い、どちらが喪主を務めるかを決めるのがよいでしょう。喪主を決める際に考えたいポイントをまとめます。
• 故人と最も近い関係にあるのは誰か?
• 葬儀の準備や手続きを誰が担当できるのか?
• それぞれの家庭の事情や考え方はどうか?
親の葬儀は、人生において最も重要な儀式の一つです。
喪主を務めることになった人は、故人への思いを大切にしながら、故人らしい葬儀を執り行いましょう。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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