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親が亡くなった時に困らない 喪主、遺族の『正しい服装マナー』『ダメな服装マナー』

2021年05月21日
葬儀・葬式のマナー

皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。

よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、

今回のテーマは「遺族の正しい服装マナーとダメな服装マナー」についてご紹介します。

 

 

親が亡くなった時、喪主として弔問客を迎える立場になった時に、自分や遺族はどのような服装を着用すればいいのでしょうか。原則として喪服を着用します。故人に代わり弔問を受ける人となるため、喪主の役割は重要です。そのため、参列者に失礼のないように持ち物に気を払う必要があります。正しい服装、ダメな服装を把握し、もしもの時に困らないよう準備しておきましょう。

 

◆男性の正式な服装

現代ではほとんど男性が洋装を着用します。

正喪服を着るのは遺族と親族で、葬儀・告別式の時から一周忌の時まで着用するのが正しいとされています。

社葬の時はモーニングを着用することもあります。

 

●黒礼服

●白のワイシャツ

●黒の靴下

●黒のシンプルな靴

●黒石のカフス

 

◆男性のダメな服装

×ビジネス用の黒スーツ(喪主・遺族以外で通夜の際はよしとされています)

×光沢のあるネクタイ

×ポケットチーフ

×タイピン

×色のカフス

×サンダル

 

◆女性の正式な喪服(洋装)

黒のワンピースかスーツで肌を露出しないものが基本です。服やバッグ、靴などの素材は光沢のないものを選びます。

●黒無地のシンプルなワンピース、スーツ(長そで)

●黒のストッキング(30デニール以下、肌が透けるくらいの色)

●金具の付いていない黒バッグ

●光沢のない黒いシンプルな靴

●一連の真珠のネックレス

 

◆女性の正式な喪服(和装)

●黒羽二重(5つ紋)

●帯締 黒の名古屋帯 帯揚げ

●白足袋

●黒い草履

 

◆女性のダメな服装

×パンツスーツ

×丈の短いスカート

×クロコダイルのバッグ、毛皮のコート(殺生を想起させるためNG)

×装飾付きの靴、ピンヒール

×和装で帯留めや髪飾り

 

◆女性のマナーで注意すべきこと

メイクやアクセサリーについても気を配る必要があります。喪服を着るときにふさわしいメイク、アクセサリー、髪型、ネイルについて配慮しなくてはなりません。

 

・派手なメイクは避け、ナチュラルメイク

・結婚指輪以外のアクセサリーは外す

・2連・3連のネックレスは「不幸が重なる」を連想させるため、弔事では避ける

・髪の毛はまとめ髪にし、バレッタなどは地味なものに

・ネイルは透明やベージュなど落ち着いたものに、ペディキュアは落としてから参列しましょう

 ジェルネイルなど、すぐに落とせないものは上からマニュキュアを塗って対応しましょう

 

 

親の急な訃報が来た時、以外と準備に手間取るのが喪服の用意です。年に何度も着ることがないため、サイズの直しが必要だったり、服に穴が空いていたことに直前になって気づいたりすることや、急遽購入する際も、裾直しなどに時間が必要なこともあります。服だけでなく、アクセサリーや靴などの定期的なメンテナンスや確認は怠らないようにしましょう。また、参列者とは立場が違うため、きちんとした服装マナーで弔問客を迎えられるように準備しましょう。

 

 

 

ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。

相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。

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