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誰か教えて!お香典のマナー「中袋がないときはどうするの?」

2022年03月29日
葬儀・葬式のマナー

皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。

よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「中袋がないとき」についてご紹介します。

 

 

 通夜や告別式に参列するために、購入した香典袋を開けたとき、中袋がなかったことはありませんか?一般的な香典袋には袋がありますが、中袋の役割や、袋がない場合の記入方法、対応について解説していきます。

 

◆香典の役割

線香や香・お花の代わりに死者の霊前に供える金銭を指し、遺族が負担する葬儀費用を少しでも助けたいという思いやりも込められています。

 

 

◆中袋がある香典袋、中袋がない香典袋の違い

なぜ中袋がないものが販売されているのでしょう?

それは地域の慣習で、袋を使わない地域があるからです。

袋があると「二重になる」「不幸が重なる」というところから、“縁起が良くない”とされているようです。そこから遺族への配慮とし、中袋を使わない香典袋が存在する地域があるようです。

 

また、中袋がない香典袋は「略式」として使用する地域もあります。

その地域では、中に入れる金額を1万円までとしているようです。

 

どちらも地域による慣習ですので、ご近所の世話役さんや、葬儀会社に聞くと詳しく教えてくれるでしょう。

 

 

◆中袋がないときのお金の入れ方

中袋がない場合、直接お金を入れても構いません。

もしどうしても抵抗がある場合は、半紙などに包んでいれるといいでしょう。

半紙での包み方は以下の図のように包みましょう。

 

 

◆中袋のない香典袋 金額は?氏名は?どこに書けばいいの?

・香典袋の裏面に住所と金額を直接書きます。

・中心よりも左側に住所と金額を書きます。

・縦書き、住所の番地の部分もなるべく漢数字を使うのが一般的です。

・住所が細かく見にくい場合は、黒インキのボールペンを使ってもいいでしょう。

 

今回は、中袋のない香典袋をどのように使い分ければいいのかをご紹介させていただきました。

家族の代表として通夜や告別式に参列する際、香典袋を地域や慣習に合わせて使い分けていただければと思います。分からないことや疑問などあればお気軽に相賀佛光堂までお問い合わせください。

 

 

法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。

相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。

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