夏季の葬儀 適切な服装とエチケット
夏季の葬儀 適切な服装とエチケット
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「夏の葬儀での服装」についてご紹介します。
夏の暑い日、もしも親が亡くなった時、親族の葬儀に参列することになった場合、葬儀での着るもの選びに悩むことがあります。暑さを和らげるコツとともに、厳格ある夏の葬儀に適した装い、考慮すべき点について紹介します。
◆ドレスコード:葬儀に適した夏服
夏の暑さであっても、葬儀に参列する際は清潔で整った服装が求められます。
特に、日本の葬儀では黒を基調とした服装が基本です。黒のスーツやドレスは、どんなシーズンでも失礼に当たりません。
一般的に葬儀や告別式では、ノースリーブや半袖は適切とは言えません。
これは、葬儀が故人を弔い、遺族に対する敬意を示す場であることから、肌を露出しすぎることはマナー違反とされています。
とはいえ、暑い夏の葬儀で半袖を着ることを避けられない場合は、上着やショールを利用して肌の露出を抑えることを考えてみましょう。
暑さを考慮し、涼しげな素材のものを選ぶとよいでしょう。コットンやリネンのような自然素材の黒いスーツやドレスは、暑さを和らげ、汗を吸収するのに役立ちます。
◆エチケット:夏の暑さと周りへの配慮
夏の暑さが厳しい場合、冷却スプレーや扇子などを持ち込む工夫もあります。
冷却スプレーの使用は、音や香りが周囲に影響を及ぼす可能性があるため、他の参列者への配慮を忘れず、使用する場所に気をつけましょう。
扇子は必要最低限のものを選び、大きな音を立てず、周りの人に迷惑をかけないように使用することが大切です。
◆考慮すべき点:脱水症状と熱中症
葬儀に参加する際は、暑い季節であれば特に、脱水症状や熱中症に注意することが重要です。
葬儀が長時間にわたる場合、こまめに水分補給をするようにしましょう。ただし、飲む際に音が出ないものを選ぶとよいでしょう。
以上が、夏季の葬儀における服装とエチケットについて紹介しました。大切な人を偲ぶ場である葬儀に参列する際は、故人への敬意と周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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