誰か教えて!お墓に供えるお花選び、トゲのあるお花はダメって本当?
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「お墓に供えるお花」についてです。
お墓参りをする時に、みなさんお花を供えるのではないでしょうか?
何となく、お花屋さんや店舗のお花コーナーで仏花のセットを購入しているけれど、
飾るお花にしきたりや決まりがあるでしょうか?今日はお花選びについてお話ししていきます。
◆供える花に決まりはあるの?
一般的にはお供えするお花の種類に決まりはないようです。
菊のお花が一般的のようですが、毎日水を換えなくても長持ちすることが墓前に飾られている理由のようです。
故人が生前に好んでいたお花を飾ってあげるのもいいでしょう。
お花屋さんに行って、相談をしながら季節の花束を作ってもらうのもいいですね。
◆飾るのを避けた方がいいお花はあるの?
以下の植物はお供えのお花として避けることが多いようです。
・トゲのあるバラの花、細くて尖った針葉樹
・香りの強い花
・毒のある植物(ネリネ、リコリス など)
・すぐに枯れてしまうお花
トゲのある植物を避けるのは、万が一指をけがしてしまい、
出血した場合にお墓を汚してしまうからという理由のようです。
とはいえ、故人がバラを好んでいた場合、事前にトゲを処理してもらうなどして飾ることも可能でしょう。
◆気をつけたいお花の色はあるの?
色についても、決まりはないようですが、以下のような理由で飾るのを避けることがあるので、
身近で気にされる方がいらっしゃる場合は避けた方がいいかもしれません。
・死を連想させる黒色
・血を連想させる真っ赤な色
◆造花を飾ってもよいか?
こまめにお墓参りに来て、お花を交換してあげるのが理想ではありますが、なかなか難しいのが現実でしょう。
お花は生花じゃなきゃダメなのかと思われていますが、お花は造花でもなんら問題ありません。
「掃除が簡単」「手入れがしやすい」「花びらが散ってお墓が汚れない」「水入れが汚れない」
ことがメリットでしょう。
お墓参りで大事なことは、『供養の気持ち』です。
故人が好んでいたお花などを持って、お墓参りに家族揃って行ってみるのはいかがでしょうか。
また、ご葬儀や法要に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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