2023年(令和5年)春のお彼岸はいつ?春のお彼岸に使われる花は?
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「春のお彼岸の日程」と「春のお彼岸でよく使われるお花」についてご紹介します。
春のお彼岸が近づいてきました。お彼岸はご先祖さまにご挨拶に行く日!!と思い、なんとなくお墓参りに行っていませんか?そもそも「お彼岸とは」どのような由来なのでしょうか。
◆お彼岸とは?
「お彼岸」という言葉には「岸の向こう」という意味があります。
これはサンスクリットのパーラミター(波羅蜜多)を「到彼岸」(とうひがん)と訳したことに由来しています。
仏教では、煩悩に満ちあふれるこの現世の世界を「此岸(しがん)」と呼び、
それに対して、ご先祖のいる悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と呼びました。
「此岸はこちら側の岸」「彼岸はあちら側の岸」の意味で、修行によって、「悟りの世界」すなわち【彼岸】の境地へ到達することができるというものです。
極楽浄土は西方にあるといわれており、
太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日と秋分の日は、此岸と彼岸が最も通じやすい日とされ、
両日に先祖供養を行なうようになりました。
これが、お彼岸にお墓参りをする由来とされています。
◆2023年(令和4年)のお彼岸はいつからいつまで?
春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間。この計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
3月18日(土) 彼岸入り
3月21日(火・祝) 中日(春分の日)
3月24日(金) 彼岸明け
◆春のお彼岸でお供えしたいお花
春らしく淡くやさしい春らしい色合いを選ぶと良いでしょう。
●アイリス
●マーガレット
●牡丹
●ストック
故人が好きだったお花を生けてあげると喜ばれるでしょう。
また、トゲのある花は殺生を連想、毒のある花は「仏様に毒を盛る」という意味から、お供え花にはふさわしくないとされていますので気をつけましょう。
遠方などの理由で、頻繁にお墓参りをされない方でも、1年の中でお盆とお彼岸だけはお墓参りをされるという方も多いのではないでしょうか。進学や就職など、新しいスタートをご家族でご先祖様に報告するのもいいですね。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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