知らなかった!焼香の意味と作法
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「焼香の意味と作法」についてご紹介します。
葬儀や法事などの宗教儀式において、必ずといっていいほど行われる焼香。
しかし、その意味やマナーを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
◆焼香をあげる意味
焼香は、葬儀や法事などの儀式において、故人や仏に対して香を焚いて拝む行為です。
焼香には、心身の穢れを落とす、仏や故人に香りを捧げる、仏の教えを表す、などの意味があります。
◆額に近付ける動作、回数ごとの意味
焼香の際に、額に近付ける動作は、故人や仏への敬意を表すものです。
また、回数によっても、込められた想いが異なります。
<1回>
1回の焼香は、仏教の「一に帰る」という教えに基づくものです。
故人の死を受け入れ、仏に帰ることを表します。
<2回>
2回の焼香は、主香と従香の2回に分けられます。
主香は、故人の成仏を願う気持ちを表し、
従香は、主香の火を絶やさないようにするという意味があります。
<3回>
3回の焼香は、仏教の「三宝」である仏・法・僧への尊敬を表すものです。
また、故人の浄土への往生を願うという意味もあります。
◆焼香で気をつけること
焼香をする際には、以下の点に注意しましょう。
• 焼香の際は、葬儀会場では祭壇の近くに設置されており、立って行うことが多いでしょう。
• 香炉に抹香をくべる際は、火が消えないように注意しましょう。
• 焼香の際には、目を閉じて故人や仏を偲びます。
• 焼香が終わったら、一礼して手を合わせます。
焼香は、故人や仏への尊敬と感謝の気持ちを表す重要な儀式です。
正しい作法を身につけて、心を込めて焼香をしましょう。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。
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