葬儀・葬式のマナー「親や家族が亡くなった時まずするべき6つのこと」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「親や家族が亡くなった時まずするべきこと」について解説します。
Q. 家族が亡くなったら、まずすることは何ですか?
A. 関係者への連絡や死亡届の手続きなど、6つのポイントを紹介します。
親や家族が亡くなったとき、遺族の方がすぐに行わなければいけないことがいくつかあります。
ここでは、最初にするべきことを次の6つのポイントに分けてご紹介します。
(1) 死亡診断書の受け取り・死亡届の記入
(2)親族への連絡
(3)遺体の搬送
(4)寺院への連絡
(5)葬儀の手配
(6)参列者への連絡
●(1)死亡診断書の受け取り・死亡届の記入
亡くなった時に医師が発行する死亡診断書の用紙の左側半分が死亡届になっています。
遺族が記入し、役所へ提出します。ただし、提出は葬儀社に代行してもらうことも可能です。
死亡届の提出期限は死後7日以内ですが、実際には火葬に必要な手続きを死亡届の提出とともに行うことになります。
そのため、葬儀の前に死亡届を出さなくてはなりません。
●(2)親族への連絡
近親者へ訃報を伝えます。
3親等までの親族を優先するのが一般的ですが、故人にとって大切な人であれば、それに限らなくても大丈夫です。
●(3)遺体の搬送
病院で亡くなった場合、安置室を使用できるのは基本的に数時間です。
ご遺体は自宅や葬儀社が用意している安置室へ搬送する必要があります。
依頼する葬儀社が決まっている場合は、亡くなってすぐに連絡をすれば搬送を手配してくれます。
葬儀社が決まっていない場合は、病院が提携している葬儀社が搬送を行ってくれる場合があります。
取り急ぎ搬送だけ病院提携の葬儀社へお願いして、葬儀は別の葬儀社を検討するという方法もあります。
いざという時に迷わないためにも、事前にどの葬儀社に依頼するか検討しておくことをおすすめします。
●(4)寺院への連絡
菩提寺がある場合、ご家族が亡くなったことを連絡します。
このとき僧侶の日程も確認します。
●(5)葬儀の手配
葬儀社のサポートに従って、葬儀の日時や内容などを決めていきましょう。
●(6)参列者への連絡
葬儀の日取りが決まったら、参列者へ連絡をします。
先に訃報を伝えた近親者には葬儀の日時や場所を連絡し、故人の友人や会社には、亡くなったことも併せて伝えます。
ご遺族の方は自分の職場にも家族が亡くなった旨を報告し、忌引休暇の取得などについて相談しましょう。
●段取りをひとつずつ進めていきましょう
しなくてはいけないことが次々やってきますが、必要なことをそれぞれ確認し、気持ちを込めて故人を見送ってあげられるといいですね。
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