葬儀・葬式のマナー「葬儀の席順」
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式のマナーの心配ごと、今回は「葬儀の席順」について解説します。
葬儀の席順に決まりはありますか?
故人との縁の深さや立場によって席順が決まります。
葬儀の席順は、喪主が誰であるかや、故人との関係の深さを表しています。
会場でどこに座るべきか迷ったり、弔問客の方をご案内したりする場面もあるかもしれません。
葬儀の時の席順について確認しておきましょう。
席の基本的な配置とルール
葬儀の会場は、祭壇に向かって通路があり、その左右に席が置いてあるというレイアウトが一般的です。
祭壇を中心として右側が親族席、左側が一般席となります。
席順は「前列」「中央の通路側」から順に上座となります。
席順のルール
祭壇に向かって右側の親族席では、最上座である最前列の中央通路側に喪主が座ります。
続いて、故人と血縁関係が深い順に遺族や親族が座ります。
左側の一般席でも最前列の中央通路側が最上座となり、故人と縁が深かった方から順に座ります。
会食の時の席順
通夜振る舞いや精進落としの際は、会場の出入口から遠い席が上座、近い席が下座となります。
ここでは喪主や遺族はおもてなしする立場なので、下座に座ります。
最上座には僧侶、続いて世話役の方や年長者の方などをご案内しましょう。
席順には慣習の違いも
基本的な席順のルールをご紹介しましたが、地域によって慣習の違いもあります。
迷った場合は葬儀場のスタッフや年長者の方に相談するようにしましょう。
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