家族がする葬儀の全て!家族の役割と準備のポイント
皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年以上、相賀佛光堂です。
よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「葬儀で家族が担うこと」についてご紹介します。
家族が葬儀の準備や進行、手続きで果たす役割をわかりやすく紹介します。故人を見送る大切な儀式を、家族がどのように支えるかを理解することで、心を込めたお別れができます。
1.死亡確認
◉病院で亡くなった場合
医師が死亡確認を行います。病院から遺族に連絡が入り、遺族が病院に到着後、死亡届をもらう準備が始まります。
◉在宅療養の場合
在宅で亡くなった場合、訪問医師または地域の医師が死亡確認を行います。医師が確認した後、死亡証明書を発行してもらいます。
◉事故死や突然死の場合
事故や突然死の場合、警察が現場に到着し、死因の調査を行います。場合によっては検視(死因調査)が行われることもあります。
死因が確定した後、死亡確認が行われます。死因調査が終了すると、死亡証明書が発行されます。
2. 死亡届の提出
死亡が確認されたら、遺族は亡くなったことを市区町村役場に報告し、死亡届を提出します(通常は7日以内)。死亡届を提出後、「死亡証明書」をもらいます。
3. 葬儀社への連絡
葬儀を行うため、葬儀社に連絡します。葬儀社は葬儀の日程や場所、必要な手配をサポートしてくれます。
4. 遺体の搬送
葬儀社が遺体を自宅や葬儀場に搬送します。自宅に安置する場合、遺体は遺族の元に搬送され、しばらく安置されます。
5. 通夜の準備
通夜の準備として、祭壇や遺影の設置、香典袋の準備、参列者のリスト作成、通夜料理(通夜膳)の手配などを行います。
6. 通夜の実施
通夜では、家族は喪主を中心に進行します。喪主や親族が焼香を行い、参列者も焼香します。弔辞が述べられることもあります。通夜が終わった後、遺族は通夜膳を囲んで軽く食事を取ることが一般的です。
7. 告別式の準備
• 告別式の進行確認: 弔辞を読む人や、焼香の順番を確認します。
• 告別式会場の準備: 祭壇や棺、遺影を準備し、告別式がスムーズに進行できるようにします。
8. 告別式の実施
通夜の翌日に行われる告別式では、故人に最後のお別れを告げる儀式が行われます。遺族と参列者が焼香し、弔辞が述べられ、故人を送り出します。告別式の後、遺族が棺に花を入れる「お別れの儀式」を行うこともあります。
9. 火葬の準備
告別式後、遺体は火葬場に移されます。遺族や親しい人たちが火葬場に移動し、火葬が行われます。
10. 精進落とし
火葬後、家族や近親者が集まって、簡単な食事を取ることが一般的です(精進落とし)。遺族や親しい人たちが、故人を偲びながら食事を共にします。
11. 納骨
遺骨をお墓に納める「納骨式」を行います。通常は告別式から数日後、または後日の日程で行われます。納骨はお墓や納骨堂に遺骨を納める儀式で、家族が参加して故人の安息を祈ります。
まとめ
家族が行うことは、葬儀の準備から式の進行、葬儀後の手続きまで多岐にわたります。特に通夜や告別式の進行、遺体の搬送・安置、納骨などは家族が中心となって行います。家族がしっかりと役割を果たすことで、故人に対する最後のお別れがスムーズに行えるようになります。
また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。
地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。
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