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誰か教えて!満中陰志(まんちゅういんし)の時期や挨拶状の出し方

2022年06月27日
葬儀・葬式のマナー

皆さまこんにちは。玉野で仏事のお手伝いをして40年、相賀佛光堂です。

よくある葬儀・葬式・法要のマナーの心配ごと、今回のテーマは「満中陰志」についてご紹介します。

 

 

 満中陰志(まんちゅういんし)とは、四十九日法要を済ませた後、通夜や葬儀などに際してご弔慰をいただいた方への香典返しのことです。親が亡くなったら、お世話になった方に失礼がないよう、滞りなく満中陰志をお送りできるようにしましょう。

 

 

◆満中陰志とは

「中陰」とは、仏教用語で「人が亡くなった後の49日間」を意味します。

中陰の間、亡くなった方の魂は7日ごとに十王の審査を受け、49日目に次に生まれ変わる世界が決められるとされています。そして「満中陰志」という言葉は、その中陰が無事に過ぎたことに対する感謝を表す品という意味です。

お礼状を添えて品物を郵送などでお送りすることが一般的です。

 

神道やキリスト教などの他の宗教で、「満中陰志」という言葉を使用しません。

 

 

◆送る時期

満中陰志は香典返しと同じですので、四十九日法要が終わった後にお返しします。

満中陰とは四十九日を表す言葉ですので、四十九日が明ける前に満中陰志としてお返しを送ることはできません。

 

 

◆葬儀の後に即返しした場合は?

近年は葬儀当日に香典返しを直接お渡しする

「即日返し・即返し・当日返し」を行う地域が増えていますが、

高額な香典をいただいた方には、即日返しに加えて後日満中陰志もお送りします。

目安は、2万円以上の香典をいただいた方には必要と考えておきましょう。

 

 

◆何を送ればいいのか?

品物選びには悩まれる方も多いでしょうが、

一般的には、香典返しと同じように使用すると形が残らない「消え物」を選択するといいでしょう。具体的にはお茶や海苔、調味料、石鹸、洗剤、などがよく選ばれています。

消え物ではありませんが、タオルやシーツのような日用品、受け取った側が品物を選ぶことができるカタログギフトをお送りする方が増えています。

 

 

今回は、満中陰志についてお伝えしましたが、香典や弔電、供花などなんらかの形でご弔慰をいただいた方にお送りするものです。挨拶状では、まずそのご弔慰に対するお礼を述べます。続いて満中陰の法要を滞りなく終えたことを報告し、戒名がある場合は戒名もお伝えるといいでしょう。

また、分からないこと、満中陰志を出す際の時期や疑問などがあればお気軽に相賀佛光堂までお問い合わせください。

 

 

また、法要やご葬儀に関してわからないことがある方や、準備が難しい方は相賀佛光堂にご相談ください。

相賀佛光堂は、玉野市・岡山市南区エリア(旧灘崎町、迫川、荘内、常山、八浜、宇野、築港、直島、豊島)で「地元とともに生きる」葬儀社です。

地元で安心して葬儀をあげていただけるよう、まごころを込めてお客様に寄り添いサポートいたします。

仏事でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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