香典返しは辞退できますか？
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A．辞退はできるが、よほどの事情が無い限りは受け取るのがマナーじゃ!!
辞退する時のマナー
香典を頂いた人への感謝の気持ちとしてお送りする「香典返し」だが、
(1)ご遺族に余計な気遣いをさせたくない
(2)香典の額が少ない
などの理由で、香典返しを辞退するケースがある。
(1)の場合は、香典の裏書き、または香典の中に、
「遺された家族の為に少しでも役立てて下さい。香典返しは謹んでご辞退申し上げます」など
理由と辞退の旨を記したものを同封するのじゃ。
ただ、香典返しは参列者全員にまとめて手配することが多いから、気遣いをさせたくないという思いが、逆に特別扱いをさせてしまうかもしれん事を覚えておくように！
(2)は香典返しに値しない金額、遺族が「ほんのお気持ちだな」と思える金額にする必要がある。
もし香典の額が大きいと、いくら辞退しても、そのままではすまないというのが遺族の気持ちとしてあるからじゃ。
この金額は相場と言われる金額より少なくしなければいかんぞ。
地域・地方などによっても違うが、大体2,000〜3,000円程度かのう。
その場合、受付で「お返し不要」の旨を伝えることが大切！
遺族の方が「小額だけど、お返しをしなければ失礼では…？」と迷われないように、こちらの意思を明確に伝えておくのが、マナーじゃぞ！
辞退された時は
香典返し辞退の連絡を受けた場合でも、御礼状だけは出すようにする。
特に(1)のように、遺族を思いやっての手紙などが添えられている場合は、気持ちをありがたく受け止め、
丁寧に御礼状を出すのが良いぞ！
また、辞退されていても高額な香典を頂いた方に対しては、何かしらお礼を渡す事も多い。
故人とのかかわり合いの深さによって、決めるのも良いと思うぞ。
「香典返しをもらう為に香典を出した訳じゃない！」と思う人もおるかもしれんが、最初に書いたとおり「香典返し」とは香典を頂いた人への感謝の気持ちとしてお送りするもの。
つまり故人との間で行われる最後のやりとりじゃ。
そう考えると、よほどの事情が無い限りは、受け取るのがマナーじゃぞ！
