お通夜・葬式・告別式ってどういう違いがあるの?
TOP > お通夜・葬式の困った! >第22回 お通夜・葬式・告別式の違い
A.違いについて説明するぞ!
当日のスケジュール
<お通夜>
納棺 → 斎場到着 → お通夜 → お通夜ぶるまい → 終了
<葬儀・告別式>
斎場到着 → 葬儀・告別式 → 火葬 → お骨上げ → 精進料理 → 自宅
通夜ってなに?
通夜とは、葬儀の前夜に親類や故人と親しかった知人が集まり、終夜死者と共に過ごし、故人との別れを惜しむ儀式のことじゃ。
しかし、近年は告別式に出席できない人のためのお別れの場に変わってきており、一般の弔問客を迎えて約1時間程度で終わる、半通夜が多くなってきておるんじゃ。
通夜は、僧侶が着座してから始まり、遺族と参列者 は焼香を行う。
読経のあと、僧侶からの法話や説教がある場合もある。
僧侶が退室したあとに喪主が挨拶をして、通夜は終了となるぞ。
葬儀と告別式 の違いは?
葬儀とは、遺族や親族が故人の冥福を祈り、この世からあの世へと渡らせる儀式のことじゃ。
一方、告別式 とは、主催者ではなく弔問客である会葬者全員が焼香して、故人と最後のお別れをする儀式のことなんじゃ。
「葬儀」と「告別式」は本来分かれているものだったんじゃが、最近では続けておこなわれることのほうが一般的となっておるな。
葬儀と告別式の時間が分けられている場合は、友人や知人程度の関係であれば葬儀の時間は待機し、後半の告別式から出席するようにするといいぞ
まとめ
葬式・告別式が故人への最期のお別れであることに対し、通夜は故人に悪い霊が取りつかないように、家族や親戚が夜通し見張るという意味を持っておる。
もちろん、これは仏教徒の場合であり、宗教が違えば通夜の形も異なるぞ。