Q. 家族が亡くなった時、誰までどうやって伝えればいいの?
TOP > お通夜・葬式の困った! >第31回 訃報の伝え方
A.親族・友人・会社関係者など、関係によって適した伝え方があるぞ!
家族が亡くなった時、まずやらないといけないのが
各所への連絡じゃ。
じゃが、不慣れなことだと
誰にどうやって連絡していいか慌ててしまうのう。
事前に何をすべきか確認して、スムーズに
葬儀へのご案内ができるようにしておくのじゃ!
基本は素早く知らせるのが一番じゃ!
見知った相手の訃報は、誰にとっても驚きのものじゃ。
最後のお別れである葬儀には、何としても参列したいという人も多いじゃろう。
そういった人のためにも、連絡で一番大切なのはスピードじゃ!
亡くなったことは電話など時間のかからない方法で連絡して
葬儀の日時のように大切なことは、後ほどメールで送るなど
使い分けながら、早く正確な連絡を心がけるのじゃ。
訃報を知らせる順番を決めておくのじゃ!
訃報を知らせたい相手は沢山おるじゃろうが
全員に一度に伝えられるわけではない。
次のように順番を決めて連絡すると良いぞ!
(1)家族・親族と葬儀会社
まずは、葬儀に必ず出席する家族・親族に連絡をするのじゃ。
3親等までの親族を優先するのが一般的じゃが
故人にとって大切な人であれば、それに限らなくても大丈夫じゃ。
そして忘れてはならないのが葬儀会社への連絡。
葬儀の日取りや場所が決まらなければ、日程の連絡はできんのう。
できるだけ早く、内容を打ち合わせるのじゃ!
(2)故人の友人・知人、会社の関係者
次に、故人とつながりのあった友人や知人へ連絡しよう。
仲の良かった友人には、葬儀の日取りも伝え、来てもらうと良いじゃろう。
また、人伝いに連絡を頼むと、遺族の知らない友人にも
連絡をまわずことができるぞ。
会社の関係者にも連絡をして
心配をかけないようにしておくのじゃ。
(3)遺族の関係者
自分たち遺族も、葬儀で学校や会社を休んだり
喪中には年賀状を送れなかったりするので
できる範囲で連絡しておくのじゃ。
(4)近隣住民・町内会
ご近所や町内の人とも、関係が深い場合は伝えておくのじゃ。
自宅で葬儀をする場合は手伝いをお願いできるかもしれんぞ。
直接面識のない方へは手紙などでお知らせじゃ!
親族や近しい友人への連絡であれば、メールや電話でも十分じゃろうが
遺族が直接関わりのない友人や会社関係の方への連絡は
手紙での連絡が丁寧じゃ。
手紙やハガキに
・誰がいつ亡くなったのか
・送り主は誰なのか
・いつどこで葬儀を行うのか を完結に書き送るようにするのじゃ。
遺族が知らない知人や友人も含めると
どこまでに伝えるべきか難しいのう・・・。
できれば、連絡してほしい人・葬儀に呼んでほしい人を
エンディングノートに記したり、事前に話をしておくと
トラブルもなく進められるぞ!