Q.妊婦は葬儀に参列したらダメと聞いたけど…?

TOP > お通夜・葬式の困った! >第40回 妊婦の葬儀の参列について

A.妊婦の参列はダメという決まりはないぞ!

身の周りで不幸があった時は、故人への感謝やお別れを告げるために
葬儀へ駆けつけたいところじゃの。
しかし妊娠中の女性は参列すべきか迷うケースもあるのではないか?
今回はそんな場合どうすれば良いか、ケース別に説明しよう。

ケース1・体調が優れない時

以下のような場合は参列は控えよう!

●つわりが酷い時期
葬儀の時は線香を匂いがきつく感じて気分が悪くなるという人もいるようじゃ。
●臨月の場合
いつ産まれるか分からない状態で葬儀に参列するのは危険じゃよ!

参列できない場合は…
●弔電を送ったり、体調が良くなった後日、お線香をあげに行くなどする
●遠方の方の場合は、お供えできるお菓子や線香などを送る
●葬儀よりも時間が短く負担の少ないお通夜に出席する


ケース2・昔からの言い伝え

●「妊娠中に葬儀に参列すると顔にアザのある子が産まれる」
「妊婦は火葬場へ行ってはいけない」

お腹に赤ちゃんがいる時に火葬場へ行くと、亡くなった魂が赤ちゃんに一緒に
連れて行ってしまったり、悪い影響が出たりするという言い伝えじゃ。
昔は今よりも赤ちゃんが亡くなることが多かったためにそう考えられていたのじゃ。
赤ちゃんを守るためには、腹部に鏡を仕込むとよいと言われておる。
鏡は邪悪なものを追い払う力があるということじゃそうな。 これは迷信じゃが、
気になる方は以下のことに注意してやってみよう。
●鏡の反射部分を外側にする
●鏡が落ちないよう、腹帯などで押さえる

体調と相談した上で参列しよう!

基本的に妊婦が葬儀に参列してはいけないという決まりはない。
大事な人が亡くなった時、お別れはしたいものじゃろう。
しかし無理をして赤ちゃんやお母さんに何かあっては故人も浮かばれんぞい!
妊娠時は、まず自分の体調が第一じゃよ!


A.仏様の弟子になってないことを表しておる!