Q.お通夜と葬儀、告別式は、どれに参列したらいいの？
TOP > お通夜・葬式の困った！ >第33回 お通夜・葬儀・告別式の違い
A．絶対ではないが、親しい人であればできるだけ参列すべきじゃ！
家族や友人が亡くなってから行われる葬儀。
いくつかの儀式があるが
それぞれがどんな役割を持ち自分はどれに参列すべきか
悩むこともあるじゃろう。
もちろん、遺族へ相談するのが一番じゃが
事前に違いを知っておくと良いじゃろう。
まずはそれぞれの儀式の役割が知るのじゃ！
現在は葬儀場で行うことが多いお通夜・葬儀・告別式。
その役割も参列者も異なるものじゃ。
まずは、そもそも内容がどう違うのかを説明しよう。
●お通夜
故人と一緒に過ごす、最後の夜じゃ。
亡くなった次の日に、集まり
故人との思い出を共有するぞ。
次の日にそのまま葬儀をすることが一般的じゃ。
●葬儀
今では告別式と同時に行われることが多いが
本来は別のもので、特に宗教上の意味合いが強い儀式じゃ。
仏式では、お坊さんがお経をあげている間が葬儀にあたり
●告別式
宗教上の意味合いが強い葬儀と比べ
告別式は、故人と参列者のお別れのための儀式じゃ。
お焼香や弔辞、挨拶などが告別式にあたり
親族以外は葬儀・告別式に参加するのが一般的じゃ！
3つの儀式の違い、わかってもらえたかのう？
自分がどの儀式に参列するかは
故人との関係性によって変わってくるぞ。
●家族や親族などごく近しい近親者
お通夜から告別式まで全てに参列するのが好ましいぞ。
●それ以外の友人など
告別式にのみ参加するのが一般的じゃぞ。
実は本来は
一般の方が参列するのは告別式だけなんじゃな。
じゃが最近では
葬儀と告別式を同時に行う場合も多いため
一緒に参加することも多くなっておる。
また、昼に行う告別式よりも夜に行うお通夜の方が
時間を合わせやすく、参加したいと思う人も多いようじゃ。
ご遺族にも相談しながら、無理のない範囲で参加しよう
儀式の意味合いとしても、一般的な参列者の考え方としても
葬儀が一番重要な儀式じゃ。
特別な理由がなければ、葬儀には参列するように
しておくのじゃぞ。
じゃが、どうしても難しい場合は
それぞれの役割をちゃんと理解した上で
親族と相談して、決めると良いじゃろう。
