Q.供物はどんなものを贈ればいいの?

TOP > お通夜・葬式の困った! >第35回 供物の贈り方

「喪章」といって、遺族と尋問客を区別するものじゃ。

A.宗教や地域に合わせた供物を贈るのじゃ!

お葬式や法要の際、故人に感謝の気持ちを
表すために贈る供物(くもつ)。

故人の宗教や地域によって、決まりごとがあるのは知っておるか?
そこで今回は、供物の贈り方について説明するぞ!

供物の意味を知ろう

供物とは、通夜・告別式などの葬儀や法要で、
故人や喪家への弔意を表すためのものじゃ。
また、神仏にお供えして祭壇を華やかに飾るという意味も込められておる。

ちなみに、供物は以下の人たちが贈るのが一般的じゃ。
●親族や近親者
●故人と親しかった人
●故人が所属していた団体(学校や会社関係者)


現在では、だんだんお葬儀の簡素化が進んでおる。
したがって贈る前には必ず親族の方に確認してくれのう!
また、訃報連絡などで供物を遠慮する旨の案内があったときは、
無理をせず喪家の意向を汲むのが大切じゃ。

贈っていいもの・いけないものをチェックじゃ

実は地域によって、贈る品物が決まっている場合もあるから、
何を贈っていいかわからないときは、その地域の葬儀社に聞いてみるといいのう。

また、故人の宗教によっては適したものや、
NGな物もあるから要チェックじゃ。

●仏式
OK→線香、抹香、ろうそく、果物、干菓子、缶詰など
NG→肉、魚、酒

●神式
OK→魚などの海産物、酒、和菓子、果物、五穀など
NG→線香、ろうそく

●キリスト教
…なし!(供物を贈るしきたりは無いのじゃ)

供物の相場と贈り方

供物は持参でも構わんが、祭壇に飾ったときの統一感を考慮して
葬儀を執り行う葬儀社に依頼するのがベターじゃのう。

また、葬儀であれば通夜〜告別式の間飾ることになるので、
通夜当日の午前中には届くように手配するのがよいぞ。
ちなみに、供物のおよその相場は 5,000円から15,000円ほどじゃ。

通夜から告別式まで、喪家は準備で慌ただしく、心身ともに疲れておるじゃろう。
わからないことがあったときは葬儀社に聞きながら、
喪家に配慮してスムーズに進めていこうではないか!



見栄を張らずほどほどにしましょう。