関東と関西ではお葬式に違いはあるの?
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A.いくつかの違いがあるようじゃ
お葬式の進め方や内容には、実は地域によって違いがあるようじゃ。
今回は関西と関東で見える違いについて、紹介するぞ!
お通夜の料理を振る舞う範囲
関東では、弔問に来られた人全員に料理を振る舞おうとする傾向がある一方、関西では、お経を頂いた後、親戚やごく親しい友人だけが残り、料理を囲むことが多いようじゃ。
関東では皆で一緒に、関西ではより親密な仲間で故人を偲ぶ傾向にあるようじゃ。
お香典について
関東のお葬式では、お香典は皆さんから受け取ることがほとんどじゃが、関西では、遠慮するケースも増えてきているようじゃ。
親族からは受け取るが、一般の方からのお香典は遠慮することが多くなっておる。
四十九日に行う香典返しの手間を減らすという背景もあるようじゃが、お通夜の料理を振る舞う範囲が狭いことも影響しているのかもしれんのう。
花輪と樒(しきみ)って何?
東西の違いは、仏壇のお供えにも見ることができる。
関東では、大きな葬儀の時には、故人を偲んで団体や会社から花輪が送られてくることがある。
式場によって大きさは異なるが、生花を好んで送ることが多いようじゃ。
一方関西では、花輪の代わりに樒(しきみ)と呼ばれる植物がお供えに使われる。
こちらも式場によって、大きさが異なったり、最近では紙樒や板樒といった代用品が使われたりすることもあるようじゃ。
それぞれのお供えの違いから、東西のお葬式の風景が大きく違って見えることもあるのじゃ。
拾うお骨について
火葬の後に拾うお骨の量にも違いを見て取ることができる。
関東では基本的にお骨はすべて拾い、骨壺に入れるのに対し、関西では、主要な骨だけを拾い、残りは火葬場に残して帰ることも多いようじゃ。また、それに伴い骨壺の大きさも地域で違いが見えるようじゃぞ。
まとめ
関東と関西でも少しずつ形式が違うのは意外だったじゃろうか。
他にも色んな違いがあるかもしれん。もし見つけたら、ワシに教えてくれると嬉しいのう!