遺骨を入れる骨壺には、決まりがあるの?
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A.関東関西で大きさが異るぞ!
遺骨を収納し埋葬するために使う骨壷。
使う大きさには、決まりがあること知っておるか?
宗派や家によって使う骨壺は様々じゃが、関東と関西で大きく習慣が異なっておる。
関東では直径7寸(約21cm)、関西では直径6寸(約18cm)の骨壺を使うのが一般的じゃ。
サイズの違いは量の違い
サイズの違いは収める遺骨の量からくるもので、
関東では全ての遺骨を収めるのに対して、関西では喉仏を中心とした一部を拾骨するため
少し小さいサイズの骨壺を使う様になったのじゃ。
ちなみに、関西の収骨で残った骨はお墓に埋葬されたり、本山に納骨されたりすることが多いぞ。
骨壺の準備
骨壺を入手する方法としては、次の4つが一般的じゃ。
・葬儀社が用意する、セット料金内の骨壺を使う
・火葬場で購入する
・生前に購入しておく
・自作する
亡くなってから、葬儀社や火葬場が用意しているものを使う場合もあるが、大切な「終の住処」じゃ。
生前に自分で選んだものを使いたいものじゃのう。
また最近では、陶磁器などに自分で絵付けをして自分で作れるものもあるぞ。
自分にあった骨壺を選ぼう
「骨壺」と聞くと白磁や青磁でつくられた、シンプルなものを想像するかもしれないが、金属でできている重厚なものや、大理石で作られ、模様が入った可愛らしいものなど様々な種類があるんじゃ。
調べたり、葬儀場で事前に尋ねるなど、お気に入りのものを選ぶと良いじゃろう。
また骨壺を入れるお墓や納骨堂の入口の大きさも、どの骨壺を使うかを決める大事な要因になるから、気をつけるのじゃ!
骨壺は、自分の身体よりも長いお付き合いになる可能性が高いものじゃ。
まわりの環境や自分の好み、家や宗派からしっかり考えて選ぼう!