Q.弔電を送る時はどうすればいいの?
TOP > お通夜・葬式の困った! >第38回 弔電を送る時
A.電話やネット、郵便局で申し込めるぞ!
弔電(ちょうでん)は、お葬式に参列できない場合に、お悔やみの気持ちを伝えるために
送る電報のことじゃ。
今回は弔電の申込み方や注意点を伝授するぞ!
弔電を申し込むには!?
申込み先はNTTをはじめ通信会社や郵便局など様々じゃが、一般的な申込み方法には
以下のようなものがあるぞ。
・電話
オペレーターと相談しながら決めることができるのがメリットじゃ。
申込み先はNTTなど。NTTでは19時までの申込みであれば全国当日中の配達が
可能なので、急ぎの場合に便利じゃの。
・インターネット
24時間受付可能でいつでも申し込めるぞ。
申込み先によって当日配達可能な受付時間は異なるから、必ず葬儀の日程や時間を
確認してから送るのじゃよ!
・郵便局の窓口
窓口で直接わからないことを聞けるので、初めてでも安心じゃ!
宛先・宛名・差出人に要注意!
・宛先
弔電は葬儀が執り行われる自宅や葬儀場などに送るのじゃ。
どこで行われるのか分からない場合は喪家宛に送るが、受取りに不備がないよう事前に
一報を入れると良いじゃろう。
・宛名
一般的に弔電の宛名は喪主名にして送るぞ。
・差出人
差出人の表記は遺族側が見てわかりやすいよう、差出人名と故人との関係を
一言添えるのが丁寧じゃ。
故人の名前は敬称で表し、敬意を込める
弔電のメッセージの中での故人の名前の書き方にも気をつけよう。
弔電を受け取る「受取人」にとって故人がどのような関係なのかを敬称で表すぞ。
敬称は下記のように表現するのじゃ!
・受取人の実父が亡くなった場合→ご尊父様/お父様
・受取人の実母が亡くなった場合→ご母堂様/お母様
・受取人の配偶者が亡くなった場合→ご主人様/ご令室様
・受取人の義父・義母が亡くなった場合→ご岳父様/ご岳母様
・受取人の子が亡くなった場合→ご子息/お嬢様
・受取人の兄弟/姉妹が亡くなった場合→ご令兄様(ご令弟様)/ご令姉様(ご令妹様)
欠席でも故人や遺族への思いを伝えよう
弔電は故人に対してのお悔やみの言葉、そして遺族に対する励ましでもあるのじゃ。
参列できない場合に必ず送らなければならないものではないが、繋がりの深かった
故人には気持ちを伝える手段としてぜひ利用したいのぅ。
また弔電だけで済ませず、後日改めて弔問したり手紙を送ったりするなどの配慮を
するとより真心が伝わるのぅ!