持っていく花は何が良いんでしょう?

TOP > お墓参りの困った! > 第5回 花の選び方

A.実際は決まりは無いのじゃが・・・

お墓参りに持っていくもので欠かせないのがお花じゃ。
理想は常に新しい花が供えられたら良いが、毎日通うのは難しい…。そんな人もおると思う。
そんな人は、たまのお墓参りの時、しっかり花を飾ってあげるんじゃぞ!

花の選び方

さて、花の選び方じゃが、供える花に特に決まりは無い!
じゃから故人が好きだった花や、色とりどりの花でも問題ない……
と言いたいのじゃが、長年のしきたり等で以下の植物は避けた方が良いと言われておる。

(1)トゲのある植物(バラ等)、細くて尖った針葉樹
(2)香りの強い花
(3)毒のある植物
特に(1)は、万が一、指を傷つけて血が出てしまったら、
お墓を穢してしまうからそれを避けるためでもあるんじゃ。

せっかくの墓参りでトラブルになってしまうのも嫌じゃろう?
どうしてもという場合でなければ、他の花にしておいた方が良いかもしれんのう…。

また、すぐ散ってしまったり、枯れてしまうお花も
お墓を汚してしまうという理由であまり好まれん。

毎日水を換えなくても長持ちし、丈夫なキクの仲間が
よく墓前に飾られているのは、そんな理由もあるんじゃよ。

ちょっと自分では選びづらいと思ったら、花屋さんで聞いてみるのも1つの手じゃ!
花屋に行けば、自分のリクエストに応えてくれるし、きちんとした花を供えることができる。
その時に、故人が好きだった花を選んでもらうのもGoodじゃのう♪

ダガジク和尚のひとこと

最後に、ちょっと別件じゃがお花を少しでも絶やさないよう、
墓地の中に花の咲く植物を植えようと考えとる人は、霊園などの管理者に確認してから植えるんじゃぞ!
勝手に植えて、手入れが大変になったり、根が張りすぎて墓石を持ち上げてしまったり、
落ち葉が隣のお墓に落ちてしまう等、周囲に迷惑をかけないように十分注意が必要じゃ。

大切なのは、故人やご先祖様を敬う気持ちをもってお参りするという事。
気持ちがしっかり入っていれば、どんな花でもご先祖様は嬉しいのじゃ!
そこを忘れずに、お墓参りができると良いのう。