Q.友人や知人のお墓参りに行くときに気をつけることは?

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供養の気持ちだけでなく、親族への配慮を忘れてはならんぞ!

A.供養の気持ちだけでなく、親族への配慮を忘れてはならんぞ!

皆も自分の家族や親族だけではなく、
大切な友人や知人へのお参りに行く機会があるかもしれん。
そんな時に困らないようマナーをしっかり押さえておこう!

お参りの前に気をつけること

親族とのお参りとの違いじゃが、初めてお参りに行く時は
なるべく事前に、故人の家族に連絡をしておくのが理想じゃ。

しかし、生前やお葬式の時などにご挨拶をしている場合は、
連絡することで、故人を思ってくれる友人の存在を知れて喜んでくれるかもしれん。

また服装については、通常のお墓参りと同じように、
露出の多い服装や派手なものは避けよう。

お参りの流れをチェックじゃ

友人・知人のお墓参りにはこんなものを持って行こう!

●お供え物(故人が生前好きだったもの)
●線香
●ろうそく
●ライター
●生花


お墓の掃除は基本的にご家族や親族の方が行っておるじゃろう。
大掛かりな掃除はしなくても、
周りに落ちているゴミを片付けたりするだけでも十分じゃ。
「来た時よりも美しく。」そんな心持ちでお参りしてみてはいかがかな?

お供え物や生花について

お供え物は、友人・知人が生前に好んでいたものを
持参するのが良いな。
故人への思いが、きっとストレートに伝わるぞ!

しかし、お参りが終わった後はお供え物を
そのままにしておくことは厳禁じゃ!!
汚れの原因になったり、カラスが荒らすことがあるからのう。

墓守をするご家族の迷惑にならないよう、
お参りが終わったら 「御下がり」として必ず持って帰るようにしよう。
また、その場で食べることも実は供養になるのじゃ。

またお花については、次にお参りに来た人が交換するから、
基本的に供えたままでOKじゃ。
霊園のルールで持ち帰ることが必須の場合もあるじゃろうから、必ず確認をしよう!

故人への想い、そしてご家族を慮る気持ちを大切に、
マナーを守って気持ちよくお参りをしてほしいのう!



御下がりで宴会をひらくのはやめましょう。