Q.納骨について教えて!
A.一般的には四十九日などの節目に合わせて行うぞ!
納骨とは火葬後の遺骨をお墓や納骨堂に納めることを言うのじゃ。
いつどのように行うのか流れを知っておこう!
納骨の流れ
1.埋葬許可証の手配
埋葬許可証とは、火葬許可証に火葬場から認印を捺してもらったもののことじゃ。
火葬許可証は死亡届を地方自治体に提出した際に発行してもらう書類じゃよ。
2.納骨日を決める
納骨日は下記の時期を参考にするのじゃ!
納骨の時期
1.四十九日
一般的な納骨時期は四十九日だと言われておる。
現世の家から死後の家であるお墓や納骨堂に遺骨を移す納骨は、故人が現世から離れて
死後の世界へ行く四十九日に合わせて行うことが多いぞ。
しかしお墓がまだない場合は、焦ってこの日までに建てる必要はない。慎重に準備していこう!
2.百か日
百か日は卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれておる。
哭は泣くことを意味しており、卒哭は「泣き暮らす日々から卒業しよう」という意味が
込められているのじゃ。
形見分けや遺品整理も百か日までに済ませた方が良いと言われておる。
この日を区切りに、故人への悲しい思いを断ち切って前に進むことにも繋がるじゃろう。
3.一周忌
喪が明ける一周忌は、故人を悼む日々から脱することを意味しておる。
遺骨を手元に置いて故人を偲び続けた方にとっては、そんな日々から脱する機会だと
言えるじゃろう。
納骨を節目に一歩前に踏み出そう
節目として3つの納骨の時期を紹介したが、厳密には決まった時期はないのじゃ。
納骨は一番最後のお別れの機会。
これをひとつの区切りとして、前向きな気持ちで故人を送り出そう!