Q.亡くなった家族の遺骨を身近に置いておきたい!

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「手元供養」という方法があるぞ!ペンダントやミニ骨壷に遺骨を入れておくのじゃ。

A.「手元供養」という方法があるぞ!ペンダントやミニ骨壷に遺骨を入れておくのじゃ。

「亡くなった後も、大切な家族と一緒にいたい」
そう思っている人もおるじゃろう。

そんな願いに応えてくれるのが
遺骨を常に身近に持っておく「手元供養」じゃ!

手元供養は大きく2つのタイプに分けられるぞ!

手元供養という言葉だけでは
どんなものか想像つかないかもしれんのう。

大きくは次の2つに分けることができるぞ。
自分なら、どちらがいいか考えてみるのじゃ。

●遺骨の一部を自宅で供養する
小型の骨壷に遺骨を入れ自宅に置いておくという
最も簡単な方法じゃ。
写真と一緒に置いておけば
嬉しいことや悲しいことがあった時に
本人に直接話しかけることができるのう。

●遺骨の一部を持ち歩く
家に置いておくのではなく
肌身離さず一緒にいたいという人には
遺骨や遺灰を入れるペンダントが良いじゃろう。
大切な仕事や試験のような「ここぞ!」という時にも
勇気がもらえそうじゃな。

ちなみに、遺骨を持ち歩くには
遺骨自体をオブジェやアクセサリーに加工する方法もあるぞ!

遺骨や遺灰で人工ダイヤモンドをつくり
それをアクセサリーやオブジェに加工するのじゃ。
驚きの方法じゃが、身につけやすく
思い出にもなる、良いアイデアじゃのう。

手元供養で日々のお参りをするのじゃ!

手元供養の一番良い所は
常に故人のことを身近に感じられる所じゃろう。

「写真を飾るのもいいけど、もっと身近にいてほしい」
「暗いお墓の中に埋葬するのはかわいそう」
「離れた場所にいるのは寂しい」そんなことを思っている人にも
最適な供養の仕方じゃ。

また、お墓が家から遠く
お墓参りに頻繁に行けない人にもおすすめじゃ!

大切な日にはお墓へ行き
日々のお参りは手元供養で行うなど
お墓参りに行けない後ろめたさを感じず
体にも心にも負担をかけずにお参りすることができるじゃろう。

じゃが、手元供養はあくまで遺骨の一部を使うものじゃ。
お盆や命日には、必ずお墓参りに行くようにするのじゃ!

新しい供養の方法として家族で話し合ってみるのじゃ!

大切な人を身近に感じられ
日々の供養ができる手元供養は
今の生活にあった供養の仕方かもしれんのう。

大切なのは、家族と親族の気持ちじゃ。
一度話し合ってみてはどうじゃろうか?



居座らないようにしましょう。